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■ 2017年度 入試問題分析シート ■
神戸大学
総 括
前期日程
科目
英 語
試験時間
80 分
難易度(昨年比)
難化
昨年並
易化
満点(配点)
文・理・工(建築・機械工・応用化) 125 点
国際人間科学(グローバル文化) 160 点
国際人間科学(発達コミュニティ・子ども教育) 175 点
国際人間科学(環境共生) 200 点
法・経済・経営・医・工(市民工・電気電子工・情報知能工)・農・
海事科学 150 点
分量(昨年比)
増加
昨年並
減少
<総 論>
大問4題という全体の構成に変化はなく、従来どおり読解問題3題+英作文1題の出題であった。
読解問題は、大問Ⅰと大問Ⅱが論説文、大問Ⅲが会話文を含む文章である点も従来どおり。英文量は、読解問題 3 題
の合計が昨年の約 1620 words から約 1660words に増加したが、神戸大の出題としては標準的な分量。小問数は昨年と
同様 13 であった。問題形式も下線部和訳、空所補充、下線部の意味を問う問題、本文に関する説明を求める問題、内
容一致など、ほぼ例年どおりの出題。
英作文は、Bandwagon Effect について、(1)自分の経験と(2)大人と若者でどちらがその影響を受けやすいかを説明
させる問題で、英文記述量も小問2題の合計が 100 words 程度で、昨年比でやや減少した。
<特記事項・トピックス>
全体の配点に関して、昨年度大問Ⅰが 35 点→30 点、大問Ⅲが 30 点→35 点へ変更になったが、今年は、大問Ⅰが 35
点にもどり、大問Ⅱが 35 点→30 点に変更、大問Ⅲは昨年と同様 35 点だった。
大問Ⅱで、本文の次に来るべき段落の内容として適切なものを選ばせる問題が出題された(新傾向)。昨年度の大問
Ⅲでは変則的な問題が出題されたが、今年は例年通りのオーソドックスな出題にもどった。
<合格への学習対策>
読解問題では、基本的な語彙力と構文把握力を身につけた上で、論旨展開や文脈を丁寧に追いながら英文を読む習慣
をつけるようにしよう。英作文では、基本例文を繰り返し書く練習をして完全にマスターし、そのような基本英文を使
って、さまざまなトピックの英文を書くのに慣れておくことが大切だ。
設問ごとの分析
問題
番号
出題
形式
Ⅰ
記述・
選択
分野・テーマ(表題)
問題
レベル
特徴(内容分析・解答上のポイント)
読解総合「若者の睡眠と学校の 問1 下線部和訳
have felt so strongly about the problem that …
始業時刻」
の箇所で so … that のつながりを把握することが
ポイント。take the lead in …を自然な日本語にす
るのがやや難しい。push back school start times
は下線部(1)を含む段落の次の段落以降に later
start times という表現が何度か出てくるのでこれ
を参考にして訳すとよい。
問 2 下線部内容説明
that concern の指す内容は直前で述べられてお
り、該当箇所の特定は容易だが、kids simply going
to bed later のkidsが動名詞の意味上の主語、
going
が動名詞であることに注意しよう。
問 3 空所補充問題
空所を含む段落の前の段落から、中高生が睡眠不
足になりがちであるという内容をつかめば、正しい
選択肢を選ぶのは容易である。
問 4 Parents の観点については該当箇所の特定は
容易だが、Teachers’ groups の観点についてはどこ
までの内容を解答に盛り込むかの判断が難しい。
問 5 下線部内容説明(選択)
標準
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■ 2017年度 入試問題分析シート ■
下線部(4)を含む文の直後の文中の their need for
sleep declines a bit に注目すれば容易に正解に至
ることができる。
Ⅱ
記述・
選択
読解総合「科学的調査における 問1 空所補充
母集団と標本」
空所前後の脈絡の中に、選択肢内に含まれる表現
とつながるものを見つける。今回は各選択肢が長い
ため、比較的判断しやすい。
問 2 下線部和訳
it takes <時間> to (V)「A が...するのに<時間>
かかる」という形に、仮定法が埋め込まれている。
「もし V すれば<時間>かかるだろう」などでよい。
more time than you can spend はやや訳しにくい
かもしれないが、意味が通じれば直訳でも問題はな
いだろう。
問 3 内容一致
(あ)は本文に言及がない。(え)は第3パラグラフ
第1文の記述と紛らわしいが、「一人の人間につい
て調査をすることはない」とは言っていない。(か)
は第 2 パラグラフに一致する。
問 4 段落内容選択(新傾向)
最終パラグラフの終わりに there are several S
special procedures for selecting members ...とあ
ることから次のパラグラフにはsampleを選ぶ方法
が列挙されると予測できる。神戸大学には新しい傾
向の問題。
Ⅲ
記述・
選択
物語「地下鉄を待つアメリカ人 問 1 下線部和訳問題(記述)
やや易
仮定法過去形に注意して和訳する。
との出会い」
問 2 空所補充問題(選択)
空所(D)に入る選択肢(う) It's taking them six
months to repair the tracks は疑問文ではないが、
相手のセリフを反復し文末を上昇調で発し、信じら
れないという驚きを表現したもので、クエスチョン
マークを伴っていても妥当である。
問 3 説明問題(記述)
該当箇所は最終段落に容易に見つけられる。the
Underground「(ロンドンの)地下鉄」、challenges
「難題、課題」を誤らないように注意する。
問 4 内容一致問題(選択)
7個の選択肢から3つ選ぶ形式。本文と選択肢の
対応関係、および一致・不一致の判断は難しくない。
Ⅳ
記述
条件英作文 「the Bandwagon (1) 「どのような選択」をするときに、「多くの人々
のどのような行動」から影響を受け、彼らと同様の
effect」
選択をするに至ったのか、ある程度具体的な記述が
要求される。
(2) 大人、あるいは、ティーンエイジャーのいずれ
かのほうが「大勢に従う」傾向が強い、という主張
を支える説得力のある理由を挙げる必要がある。
標準
標準
「問題レベル」は,本大学・学部を志望している受験生の入試レベルを基準に,問題の難易度を5段階〔難・やや難・標準・やや易・易〕で
判断しています。昨年対比ではありませんので,総括の難易度(昨年比)とは連動しません。
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