多くの都市で高速レール削正が選択されている

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鉄道誌 抄録
鉄道誌
抄録
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多くの都市で高速レール削正が選択されている
原題:More
cities choose high speed grinding
●著者・所属:Hubertus Streblow ; Vossloh Rail Sevice 社 , 重要顧客マネージャー
●誌名:MRI: Metro Report International Vol.29 No.4(2015-12) pp.44-45
●言語:英語 ●原文中図:5 ●表:0
軌道・構造物
Vosslo Rail Service 社 が 開 発 し た 都 市
用の高速レール削正装置 HSG-city は 1 年
以上にわたり運用され、2015 年中にドイ
ツ以外でも試験運用が開始された。これ
は 2001 年 に 稼 働 開 始 し た HSG-Light を
都市鉄道用に特化した発展型である。こ
の HSG-city はレール頭部周囲に様々な角
度で取り付けられた 24 個の回転砥石を持
つ。自走せず、Unimog 等にけん引され、
メトロ・コペンハーゲンにおける HSG-city の試験
作業速度は従来の削正車の 3 ∼ 4km/h に
対し、25 ∼ 60km/h である。1 パス当たり
出典 MRI: Metro Report International
0.01mm の 削 正 量 で、 連 続 30km の 削 正
が可能である。そのコンパクトな設計に
より、トンネル内の削正にも適している。
転動接触疲労層や波状摩耗の除去および
転動音対策にも用いられる。
分岐器の信頼性向上に向けた再考察
原題:Rethinking
switches to boost reliability
●著者・所属:Roger Dixon ; Loughborough 大学 , 制御システム研究グループ , イギリス , Sam Bemment ; 同 , 同 , 同
●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.172 No.1(2016-1) pp.36-38
●言語:英語 ●原文中図:5 ●表:0
イギリスの鉄道安全及び標準化委員会の要請
により開始された REPOINT 研究プロジェクトの
一環として、分岐器の性能及び冗長性の向上と
保守費低減を目的に、Loughborough 大学で革
新的かつ有用性の高い分岐器の試験が進められ
ている。この新しい分岐器では、4 つの原則と
して、①実線上での更換可能性、②重要サブシ
ステムの冗長性、③高度の過誤許容性、④モデ
ルベースの状態監視が取り入れられている。プ
ロジェクトでは、回転式の立体移動装置や多重
冗長系などを持つ革新的な鈍端分岐器を採用し
ようとしている。2015 年から実験室サイズの装
置による試験を行っており、今後、現地試験も
計画されている。
従来の分岐器は多くの保守費を必要とするほか、安全運行のために複雑な鎖錠・検知
装置も必要となる
出典 RGI: Railway Gazette International
World Railway Technology 2016.4
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