パワポ

卒業研究制作
(中間報告)
社会情報システム学講座 4年
浦山裕美
はじめに

学習者が試行錯誤しながら、そこ
に隠された法則などを見つけ出す
学習方法を・・・
発見学習
という
発見学習の利点って?





学習者が自ら考えるので、一般的
な学習方法よりも、より深い理解
が得られる。
知的な態度能力の芽の発展。
外的な報酬から内的な報酬へ。
発見の仕方を学び取る。
記憶の保持を助ける。
・・・などが挙げられる。
先行研究
中学校理科第一分野CAI教材「気体の発
生」の開発

二瓶・福原の研究論文(東北学院
大学)

様々な薬品を組み合わせて熱す
ることで発生する気体をシミュレー
ションできる。
実験の他に、確認テストや記録
ノートがある。

先行研究
知識の適応能力獲得のための知的学習
環境の構成とバネ学習への応用

竹内らの学会論文(ゼミA論文講
読)

学習環境としてILEを用いた。(実
験を行なう作業スペース・実験の
部品箱・実験結果を記録するノー
ト・)
幾つかの方法で、行き詰まりを起
こした学習者への支援を行なう。

考えたこと。

二瓶らの「気体の発生」を、全てを
学習者に委ねる形ではなく、学習
者の理解度によって、システムが
支援する形にしたら、更によい教
材になるのではないか??
そこで
卒研テーマ
発見学習を支援するCAI教材の開発
~CAI教材「気体の発生」の拡張~
現行版と本システムの違い
現行版
本システム
開発環境
Oracle Media
Objects
Flash
実験
好きなだけでき
る
一定の回数で終
了
行き詰まりや誤
りがあった場合
学習者が図中の
ヒントを読んで
理解をする
システム主導の
何らかの介入を
する
確認テスト
実験とは別に、
全ての問題を解
くことが出来る
実験終了後に1
つ1つの気体の
問題を出す
記録ノート
点火するまで一
連の流れを再現
どの薬品を熱る
と、気体が発生
するかの記録
教材の設計
学習目標を与える
学習目標に応じた実験系を構築
実験で観察する薬品を決定
数回繰り返す
どんな気体が発生し、どんな集め
方をしたかを、ノートに記録
性質に対する仮説を立てて、実験
することなく予想
実験を行い、仮説を検証
不正解
予想と実験結果が
一致するか
正解
終了
では

実際に作成中の教材を見てくださ
い。
おわりに

現在は、メニューと確認テストがほ
ぼ完成しており、実験を行なう部
分を開発中である。
(現行版のWeb化を今月中には終
わらせたい・・・)