東北間人口の最適配置と 実態のギャップ 篠崎ゼミ 4年 高岡 景 はじめに 「福島県マクロ経済に関するシミュレーション 分析」 目的 東日本大震災の復興政策の有効性を検証する 結論 ①福島県の政府支出乗数は1以下 ②「供給サイド」の回復には民間資本ストック の回復が必要 問題点 人口について考慮していない 先行研究 川崎一泰(2010) 「地域間人口の最適配置と実態のギャップ ~地域間格差と人口移動~」 目的 生産要素の流動化を通じた労働力及び資本の 最 適配分を推計し、実際に近年の人口移動の停滞 が 地域間格差縮小によるものなのか判定する。 分析手法 地域間生産関数 結論 労働の限界生産性に関しては、地域間に大き な 格差が生じている。しかし、民間資本の限界生 産性 の地域間格差は小さい。 生産性のギャップが存在するにも関わらず、 人口 移動が縮小した。 目的 東北6県間の人口の最適配分を推計し、実態 との ギャップを導出する。また、そのギャップが 生じる 要因を検討し、そのギャップの解消方法を検 討す る。 今後の分析の進め方 東北6県の生産関数を導出する。 各生産要素の限界生産性を導出する。 各生産要素の最適配分を推計した上で、人口 の 最適配分を推計し、実態とのギャップを導出 する。
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