小田原市民有地緑化推進ガイドライン作成業務委託 仕様書(案) 第1章 総則 (適用) 第1条 この仕様書は、「小田原市民有地緑化推進ガイドライン作成業務委託」(以下「本業務」 という。 )に適用する。また、本業務の実施にあたっては、本仕様書、小田原市契約規則に基づ き行うものとする。 (対象範囲) 第2条 本業務の対象範囲は、平成28年3月に改訂した「小田原市緑の基本計画」に示す「潤 いのみどりを豊かにするエリア」 (小田原市の市街化区域)とする。 (履行期間) 第3条 本業務の履行期間は、契約の翌日から平成29年1月31日までを予定している。 (管理技術者) 第4条 管理技術者は、次の条件を満たすものとする。 (1)本業務の管理技術者は、高度な技術と十分な実務経験を有する者で、業務の技術上の管 理を司る者で受注者が定めた者をいう。 (2)本業務の管理技術者は、受注者が提出した企画提案書に記載した配置予定の技術者でな ければならない。 (3)管理技術者は原則として変更できない。ただし、病休、退職等のやむを得ない理由によ り変更を行う場合には、同等以上の技術者とするものとし、発注者の了解を得なければな らない。 第2章 業務内容 (業務目的) 第5条 本業務は、 「小田原市緑の基本計画」の重点施策の一つに掲げる民有地緑化の支援につい て、具体的な緑化方法の提案や維持管理方法の助言を盛り込み、民有地の緑化の機運を高める ための効果的な方法を示す手引き「 (仮称)まちなか緑化ガイドブック」を作成すると共に、緑 化費用の一部を助成する「民有地緑化支援制度」の設計を目的とする。 (業務内容) 第6条 本業務の内容は以下のとおりとする。 (1)計画準備 受注者は、本業務の目的・趣旨を把握したうえで、下記に示す事項について業務実施計 画書を作成し、監督員に提出するものとする。 ① 業務概要 ⑥ 成果品の品質を確保するための計画 ② 実施方針 ⑦ 成果品の内容、部数 ③ 業務工程 ⑧ 使用する主な図書及び基準 ④ 業務組織計画 ⑨ 連絡体制(緊急時含む) ⑤ 打合せ計画 ⑩ その他 (2)案の作成及び意見聴取の実施 ① 小田原市の都市の特性について把握分析を行う。 ② 他都市の既存の民有地緑化に関する手引き及び支援制度について調査を行い、都市間で の違いや課題を把握する。 ③ 小田原市の特性に合った手引き及び支援制度の「案」を策定する。なお、支援の必要性 や基準となる数値などの考え方をしっかりと整理すること。 ④ 手引きは、文書による表現のほか、写真やイメージ図などを用いて、また、関係論文等 を引用するなどして、市民等に分かりやすく、かつ説得力のあるものとする。 ⑤ 手引き及び支援制度の案に対して、緑化に関する事業を実施している個人又は団体等か ら意見聴取を行うものとする。 (3) 「 (仮称)小田原市民有地緑化意見交換会」の運営 ① 専門的見解を聴取するため、 「 (仮称)小田原市民有地緑化意見交換会」を設置する。 ② 意見交換会は、2回程度の会議形式を想定しているが、専門家やアドバイザーの見解聴 取ができれば、意見照会形式でも良い。 ③ 受注者は発注者と協議して、意見交換会の構成員の選任、会議形式の場合には会議の招 集及び会場手配、意見照会形式の場合には連絡調整を行う。 ④ 受注者はその他、資料の作成、人件費、会議形式の場合には会場使用に係る費用の負担 など、発注者が行わない意見交換会運営のための事項を行う。 (4)打合せ等 本業務を実施するにあたり、受注者は発注者と十分に打合せ等を実施するものとし、打 合せの回数は、業務着手時、業務中間時(3回) 、業務完了時の計5回を基本とするが、 必要に応じて随時協議するものとする。 (5)その他 具体的な業務内容については、プロポーザル方式の手続きにおいて提出された企画提案 の内容を受けて決定するものとする。 第3章 成果品 (成果品) 第7条 本業務の成果品は次のとおりとする。 (1)報告書 (2)手引き(製本) 1部 10部以上 (3)原稿(電子データを含む) (CD‐R等) (4)その他発注者が必要と認める書類 (その他) 第8条 この仕様書に疑義のある場合及び仕様書に定めのない事項については、発注者の指示に 従い処理するものとする。
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