平成 28 年度下水熱を活用した社会システムイノベーション事業化計画策定業務仕様書１．業務の目的本業務は、都市としての下水熱ポテンシャルを把握し、効果的かつ計画的な下水熱利用による「弘前型下水熱利用モデル」の事業化計画策定を行うものである。平成 25 年 3 月に策定された弘前型スマートシティ構想に基づき、積雪寒冷地に特有の地域ニーズである「雪問題対策」及び「燃料費の削減」を達成しつつ、化石燃料から未利用熱である下水熱へ代替することで、地域単位での CO2 排出量の削減を目的としている。２．本事業化計画の基本的考え方（１）弘前型スマートシティ構想に基づいた計画であること。（２）公共的性格を盛り込んだ計画であること。（３）他産業への波及を見据えた計画であること。（４）投資回収が見込めるモデル的取組であること。（５）下水熱利用に代替することで低炭素化が図られるモデル的取組であること。３．業務内容下水熱を活用した先進的で低炭素化に効果的なモデルの事業化計画策定（１）下水熱供給ポテンシャルに関する調査（２）下水熱を利用したモデル的取組の検討（３）事業採算性の試算・整理（４）CO2 排出削減効果の試算・整理（５）下水熱利用ロードマップの作成（６）報告書のとりまとめ ※仕様書記載内容のほか、独自の提案内容があれば盛り込む４．委託期間及び成果品等の納入について委託期間は契約締結の翌日から平成２９年２月２８日までとする。納入場所は弘前市都市環境部スマートシティ推進室（弘前市大字上白銀町１番地 1）とする。成果品の提出内容は以下のとおりとし、作業に係る会議録のほか、発注者が求める資料等の作成を含む。〔成果品〕・報告書 A4 版冊子…2 部、成果品電子データ…1 部 ※ 成果品電子データのファイル形式は、ワード、エクセル、パワーポイント及びＰＤＦとする。