人間関係方法論

科目名
人間関係方法論
科目コード
206
科目責任者
医学部看護学科 准教授 舞弓 京子
科目担当者
必修科目
2 年次
講義・演習
1 学期
1 単位
医学部看護学科 西田 志穂、藤原 由泰
非常勤講師 小林 純子(志學館大学)
教育目標
看護師は,対象を深く理解し、適切な態度で接することが望まれる。関係づくりの基礎となるコミュニ
ケーション技術について学び、信頼関係に基づいたその人らしい生活への支援を目指す。また,チームの
中でのコミュニケーションとして有意義なカンファレンスを行う技術についても学習する。
到達目標
1)対人関係におけるコミュニケーション、治療的コミュニケーションについて説明できる。
教育目標
2)自身の対人傾向を理解する。
到達目標
3) 対象者を理解するための聴き方、伝え方を身につけ、援助的関係を形成できる。
4) 看護の対象と援助的コミュニケーションをとることができる。
5) プロセスレコードで看護場面を再構成し、分析・考察できる。
6)コミュニケーションの困難な人々への具体的な対応方法を知る。
7)集団の構造と機能、グループダイナミクスについて説明できる。
8) カンファレンスにおける役割・機能を理解し、カンファレンスを実施できる。
9) 円滑なチームワーク構築のために必要な看護師の態度について理解できる。
第 1 回 コミュニケーションとは 自分を知る 自己理解・他者理解
舞弓【講義・演習】
第 2 回 人間関係論
舞弓【講義・演習】
第 3 回 患者・看護師関係(プロセスレコード)
第 4 回 看護コミュニケーション①
舞弓【講義】
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 5 回 ノンバーバルコミュニケーション
第 6 回 看護コミュニケーション②
舞弓【講義】
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 7 回 看護コミュニケーション③
授業計画
舞弓【講義】
第 8 回 患者とのコミュニケーション(中間試験)
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 9 回 看護コミュニケーション
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 10 回 グループダイナミクス/チームワーク
舞弓【講義】
第 11 回 カンファレンス
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 12 回 フォーカシング
小林【講義・演習】
第 13 回 カンファレンス
舞弓【講義】
第 14 回 カンファレンス
舞弓・西田・藤原【講義・演習】
第 15 回 現代のコミュニケーション
テキスト
特別講義講師【講義】
必要時、資料を配布する
福沢周亮,桜井俊子編著:看護コミュニケーション 基礎知識と実際,教育出版株式会社,2008
参考書
宮本真巳編著:援助技法としてのプロセスレコード,精神看護出版,2003
武井麻子著:感情と看護―人との関わりを職業とすることの意味―,医学書院, 2001
評価方法
中間試験 40% 筆記試験 50% レポート評価 10%
準備学習(予
対人関係は看護実践の基盤となります。人との関わりを通して,自分自身をみつめる機会にもなります。
習・復習等)
自分がどのような対人傾向にあるか,日頃の対人関係について洞察し,授業に臨んで下さい。