高槻赤十字病院 外科臨床研修プログラム Ⅰ.目的と特徴 高槻赤十字病院外科は消化器外科、乳腺外科、血管外科、一般外科を取り扱う。すなわち、 食道から肛門までの消化管、肝胆膵脾等の実質臓器、乳腺疾患、末梢動静脈疾患、鼡径・腹 壁ヘルニア、腹部救急疾患など、多岐にわたる疾患の診療にあたる。特に食道や肝・膵手術 などの高難度手術が多く、鏡視下手術を積極的に取り入れており、開腹手術例と合わせて年 間 600 例以上の手術を行っている。 Ⅱ.プログラム指導責任者(◎責任者) ◎平松 昌子 小林 稔弘 恒松 一郎 石井 正嗣 高野 義章 前沢 早紀 Ⅲ.教育課程 1)時間割(週間スケジュール) 月 火 術前・入院患者 午前 カンファレンス 回診 回診 手術 手術 水 抄読会 回診 手術 木 金 マンモグラフィ 合同消化器 読影会 カンファレンス 回診 回診 手術 手術 手術 手術 術前術後管理 術前術後管理 手術 午後 手術 手術 術前術後管理 術前術後管理 公開消化器 カンファレンス (月 1 回) 術前術後管理 2)研修内容と到達目標 2 ケ月コース 外科的疾患の診断と手術適応を理解する。 手術の流れと手術形式を理解し、各手術に助手として参加、症例によっては執刀を行う。 手術患者の術前術後管理を行う。 将来外科を志す場合はもちろん、他科に進む場合でも、外科的疾患の診断力、手術の 適応についての判断力を身につける。 患者・家族とのコミュニケーション力を養う。 3)指導体制 指導医を含むスタッフ 6 名 上級医とペアで診断・手術・術後管理などを行い、カンファレンスなどで症例発表する。 Ⅳ.評価方法 日常での到達度チェックを上級医・指導医が行う。研修期間内に指導医の指導のもと で患者レポートを提出する。
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