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小田原保健医療学部 専門教育科目
学生が選ぶグッドティーチング賞報告書(平成 26 年度)
氏名
小野 智佐子
所属
小田原保健医療学部 看護学科
職位
准教授
〈主な研究内容〉リプロダクティブヘルス看護学領域教員による研究
1)児の誕生に伴う新たな家族の発達過程の学習支援の観点からの追究。
2)地域での子育て支援に関する看護職の視点からの助言や職員の研修サポートを実践的に追究。
3)医療化された出産に対して妊・産・褥婦が主体性をとり戻し、エンパワメントできる看護ケアの追究。
4)NICU に入院しているハイリスク児のストレスを軽減できる看護ケアの追究。
〈科目:リプロダクティブヘルス看護学方法論(授業概要)
〉
1)看護学科・3 年・前期必修・2 単位(60 時間)
担当教員:小野智佐子・衣川さえ子・堀金幸栄
2)授業概要:リプロダクティブヘルス看護学は、女性の健康を性と生殖の側面からとらえ、女性、男性、
母親・子ども・父親、家族に対する健康課題の判別と看護援助を実施するのに必要な知識、技術、態度を
習得する科目である。方法論では、妊婦・産婦・褥婦・胎児・新生児・家族の健康上の諸課題への理解を
さらに深め、看護実践に活用できる知識を習得する。
3)授業目標:①妊婦・産婦・褥婦の健康課題を理解し、看護援助方法について説明できる。②胎児・新生
児の健康課題を理解し、看護援助方法について説明できる。③夫(パートナー)
・他の家族の健康課題を理
解し、看護援助方法について説明できる。④性・生殖に関わる健康問題の援助方法について説明できる。
〈授業で特に工夫している点〉
1) 知識の活用・統合力の育成:講義で学んだ知識を関連づけて、活用する能力を高めることをねらって、
方法論に並行して演習を展開している。そのため、方法論で学習すべき内容を精選し、演習内容とタイア
ップするように、講義内容を構成している。
2) 事例の教材化と活用:講義内容をイメージできるように“初妊婦花子事例” や“経産婦美華事例”を
教材として作成し、講義で情報に基づいた判断を学生に問い、思考力の育成に力を注いでいる。
3) 形成評価の重視-理解度の確認と強化:講義内容の理解度を演習の中で評価し、充分理解できていない
知識は講義で再度説明し、理解の定着を図っている。
〈この賞を受賞した理由として思い当たる点〉
1)教員各自が専門性を発揮して授業を担当し、バリエーション豊かな授業展開を行っている。授業進度に
応じて、学生の理解度の評価情報を頻回に意見交換し、検討を重ねたうえで次の授業展開に繋げている。
2)
「演習との関連づけができた」
「学生が力をつける構成になっていた」等の学生コメントからも講義と演
習を並行させる授業展開によって、知識修得を螺旋状に反復することで確実な力がつき、学生の達成感に
つながったものと考える。
〈受賞者コメント〉
この度は、思いがけず「グッドティーチング賞」を頂き恐縮しています。リプロダクティブヘルス看護
学領域の教員のチームワークと学生達の履修努力の賜物と感謝致します。
受賞を今後の教育活動の励みとし、
“看護実践能力を確実に高める”授業となるよう、新たな教育方法等
も取り入れ、一層の努力を重ねたいと思います。