平成28年度シラバス 文化学園長野保育専門学校 科目名 授業の種類 保育内容総論 学科 学年 保育科 2 授業担当者 杉村僚子 演習 単位 時間数 授業回数 履修時期 必修・選択 1 30 15 後期 選択 〔授業の目的・ねらい〕 保育所保育指針、幼稚園教育要領における保育内容を理解した上で、具体的な保育の内容の展開を想定しながら、 保育のねらい、環境の構成、教材、保育者の意図的なかかわりなどを備えた指導計画を考案できるようになる。 〔授業全体の内容と概要〕 子どもの発達と保育、子どもの理解の方法、「領域」の考え方や各領域のねらいと内容などについて学ぶ。それらを踏 まえた上で、実際の事例を参照したり、具体的な保育の内容を想定しながら、遊びを通した総合的な指導、環境を通 した保育がどういうものなのかについて理解し、指導計画を作成する。 〔受講上の注意事項〕 ・ 授業時に配布した資料を適切に管理し、毎回持参していつでも参照できるようにすること。 ・ グループワークなどの活動に積極的に参加すること。 〔使用テキスト〕 〔評価基準〕 教科書は特に指定しない。レジュメ・参考資料等を 期末試験(60%)、課題(40%) 適宜配布する。 〔授業の日程と各回のテーマ・授業内容〕 項 目 回 授業内容 1 保育内容総論について 子どもの生活と保育について整理し、保育者は保育内容を日々の生活 に組み込んでいくことを理解する。 2 子どもの発達と保育内容① 保育所保育指針を基にしながら、乳児期および3歳までの子どもの発達と 保育の特徴について整理する。 3 子どもの発達と保育内容② 幼稚園教育要領を基に、3、4、5歳児の子どもの発達と保育の特徴につ いて整理する。 4 子ども理解に基づく保育 事例を通して、子ども理解の重要性と、子ども理解に基づく保育のあり方 について学ぶ。 5 観察記録と保育内容 ビデオを教材にして子どもの観察記録をとり、保育における記録の意味と 保育記録のポイントについて学ぶ。 6 乳児の生活と保育内容 保育所保育指針を基に、乳児期にふさわしい生活とは何かについて理 解し、保育所での生活のあり方について学ぶ。 7 幼児の生活と保育内容 幼稚園教育要領を基に、幼児期にふさわしい生活とは何かについて理 解し、幼稚園での生活のあり方について学ぶ。 8 養護と教育 保育所保育指針を基に、養護と教育について整理し、これを一体化して 行う保育とはどのようなものかについて考える。 9 5領域 幼稚園教育要領を基に、「領域」の考え方や各領域のねらいと内容を理 解する。 10 遊びを通した総合的な指導 事例における保育者の意図的なかかわりや活動に取り組む子どもの姿を 通して、遊びを通した総合的な指導のあり方について学ぶ。 11 保育の基本的な考え方「環境を通し 「環境を通して行う保育」とは何かについて、小学校教育との比較をしな て行う保育」 がら特徴を理解する。 12 「環境を通して行う保育」と保育者の 環境の重要性、環境を構成する、人的環境としての保育者の3つの観点 役割 から、「環境を通して行う保育」と保育者の役割を整理する。 13 保育の多様な展開と保育内容 長時間保育、異年齢保育、統合保育等の様々な形態の保育を例に、多 様化する保育のあり方について理解を深める。 14 小学校・地域との連携、子育て支援 小学校や地域との連携や、子育て支援の実態についてあらかじめ調べ てきた情報を整理し、保育者としての役割を考える。 15 まとめ まとめ
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