平成 27 年度開講科目一覧

平成 27 年度開講科目一覧
必
修
科
目
科 目 名 観光文化論
担 当 者 天野 景太
期
間 前期
曜日・時限 木曜・3限
観光を一つの文化現象として捉え、それらを総合的(幅広く)
・相対的(客
観的)に考えます。特に、地域独自の埋もれた食や文化遺産を活かしたり、
授業内容
見物や行楽だけではなく、学習や異文化交流を含んだ新しい観光文化の展
開(ニュー・ツーリズム)について、大阪をはじめとする近畿圏の事例も
紹介しつつ、読み解いていきます。
選
択
科
目
科 目 名 観光文化実践演習
担 当 者 天野 景太
期
間 後期
曜日・時限 木曜・3限
大阪市およびその周辺(参加者各自の地元)を題材として、観光コミュ
ニケーション(ガイド)を企画・発表したり、観光ガイドマップの作成を
授業内容
したり、観光モデルコースのデザインをしたり、といった実践を通じて、
地域を訪れる観光客に対して、地域の文化的魅力を効果的に呈示するため
のノウハウを、実習形式で学びます。
科 目 名 大阪の歴史演習
担 当 者 岸本 直文・塚田 孝・仁木 宏・佐賀 朝・磐下 徹
期
間 前期
曜日・時限 月曜・3限(教室での授業、4 月 13 日、6 月1日・29 日、7 月6日・13 日・
20 日)
、土曜(現地実習、4 月 25 日、5 月 9 日・23 日、6 月 13 日・27 日)
大阪の歴史とその魅力の発信に関心をもつみなさんを対象に、日本史教
員 5 人による古代から近現代までの大阪の歴史について理解を深めるため
授業内容
の現地講義 5 回と、履修者の関心に即して対象とする地域や歴史遺産を選
び、そのガイドプログラム企画を作成する実践的なトレーニングを行う。
科 目 名 日本文化発信のための英語
担 当 者 奥西 佐智子
期
間 後期
曜日・時限 木曜・2限(教室での授業、10 月 1 日・8 日・22 日・29 日、11 月 12 日・
26 日、12 月 10 日・17 日、1 月 14 日)、日曜(現地実習、11 月 8 日・22 日、
12 月 6 日、1 月 17 日・24 日)
講義では、世界遺産・宗教・茶道・食文化などを題材に取り上げ、各人
が大阪、日本の文化の魅力を基礎英語で案内できるよう情報提供をする。
授業内容
5回の実習では、講義内容の復習として、各人が英語で案内するのものと
する。講義・実習を通し、各々のガイディングスタイルを構築するサポー
トをする。
科 目 名 英語で学ぶ日本事情
担 当 者 コルナトウスキ ヒェラルド
期
間 後期
曜日・時限 木曜・4限
本講義では、マイノリティーの観点から日本における現在の社会的・文
化的課題にアプローチし、経済的動向、文化的なイデオロギーや政治的意
授業内容
思決定過程という構造的な要因が日本の社会機構と日常生活にどのような
影響を与えているかを検討する。参考のために、他の国との比較も行う。
科 目 名 文化心理学特論
担 当 者 山 祐嗣
期
間 前期
曜日・時限 火曜・3限
認知心理学、進化心理学、文化心理学という視点から、さまざまな研究
を紹介し、文化的適応、人間の合理性について追及する。この視点では、
授業内容
文化は、人間が何らかの適応のために文化を形成し、形成された文化にさ
らなる適応が必要であることが議論される。さらに、芸術なども含めた文
化的多様性の起源などについても、人間の適応という視点から論ずる。
科 目 名 歴史のなかの大阪
担 当 者 塚田 孝
期
間 後期
曜日・時限 水曜・5限
「近世都市大坂の社会組織と民衆生活」
この講義では、はじめに舞台となる大坂の都市空間の形成過程と構造に
授業内容
ついて触れ、ついで都市社会の主人公である都市民衆の生活に光を当てて
いく。その際、都市の住民生活の基礎単位である「町」に着目して、そこ
で生きた家持や借屋などの生活をうかがっていく。各回の講義では、鍵と
なる近世の史料(活字)を入り口として話を進める。
科 目 名 大阪の地理
担 当 者 水内 俊雄
期
間 前期
曜日・時限 水曜・5限
授業の基本は、江戸時代から戦前、戦後、現代までの大阪の絵図、地図
を読み取り、地図などから読み取れる社会や文化の特徴を確認し、加えて
授業内容
地図を片手に現地のフィールドワークを行い(3 回予定)、小レポートを
記すことにより、大阪の空間の描写と空間認識を養うことに徹している。
参考図書 水内俊雄他編『モダン都市の系譜』ナカニシヤ出版
開講時間帯
1限 8 時 55 分~10 時 25 分
2限 10 時 40 分~12 時 10 分
3限 13 時 00 分~14 時 30 分
4限 14 時 45 分~16 時 15 分
5限 16 時 30 分~18 時 00 分