＊グローバル投資環境 No.1316＊ご参考資料髙木証券投資情報部 3月のPMI製造業指数～景況感が軒並み改善 2016年4月6日作成 3月のPMI製造業指数が出揃った。2月には、髙木証券が継続的にウォッチしている28ヶ国のうち前月を上回った国は僅かに5ヶ国、横這いが1ヶ国で、残る22ヶ国は前月を下回る結果となっていたが、3月は一転して28ヶ国中21ヶ国で2月を上回った。その背景としては、 2月中旬から3月下旬にかけての商品市況の反発を受けた心理の好転が挙げられようが、やや出来すぎの感はあろう。先進国では、米国が2月の51.3から51.5へ、ユーロ圏が51.2から51.6へ、英国も50.8から51.0へ小幅に改善したほか、とりわけオーストラリアは2月の53.5から58.1へ急拡大した。一方、日本は2月の50.1から49.1へ悪化、11ヶ月ぶりに景況感の拡大・縮小の分かれ目とされる「50」を下回った。新興国では、メキシコが2月の53.1から53.2へ小幅に上昇、昨年5月以来の高水準となったほか、インドも2月の51.1から昨年7月以来の高水準となる52.4に拡大したほか、インドネシアは2月の48.7から50.6に拡大し、2014年9月以来の「50」超となった。なお、中国は 2月の48.0から49.3に改善、13ヶ月連続で「50」を下回っているものの、水準自体は昨年2 月以来の高いレベルとなっている。（文責：勇崎聡） 3月のPMI製造業指数（出所：Ｂｌｏｏｍｂｅｒｇのデータより髙木証券作成）《ご注意いただきたいこと》当資料は投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資の最終決定はご自身でなさるようお願いいたします。当資料は信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。株式、債券、投資信託等は、価格の変動や発行者の信用状況の悪化等により投資元本を割り込むおそれがあります。また、当資料のいかなる部分も一切の権利は髙木証券に帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようお願いいたします。当社で取り扱う商品等へのご投資には、当該商品等の契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目論見書、お客様向け資料等をよくお読みください。商号等：髙木証券株式会社金融商品取引業者近畿財務局長（金商）第20号【広告審査済】加入協会：日本証券業協会髙木証券ｲﾝﾀｰﾈｯﾄﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ：http://www.takagi-sec.co.jp/