インドネシア:西 Java 州 Cirebon 港 石炭の積卸禁止 2016 年 4 月 7 日掲載 4 月 4 日付けの地元報道によると、運輸省海運総局は 3 月 11 日付の総局長回状で、西 Java 州 Cirebon 港での石炭積卸しを禁止した。今回の禁止措置は、同港を運営する国営港湾管理会社 Pelindo II が、石炭 貨物に関して環境関連の文書と認可の面で違反したことが理由とのこと。同社に対して、回状発布 14 日 後の 3 月 25 日から石炭積卸しを停止するよう命じている。 石炭積卸し禁止について、Pelindo II の幹部は、西 Java 州では多くの産業が石炭に依存しているため、 州の経済成長に深刻な影響を及ぼす恐れがあると懸念を表明した。また同社は、既に Cirebon 港の石炭積 卸しでは多くの改善を行ってきたと述べ、早急に積卸禁止措置を解除するように訴えた。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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