フィリピン:Semirara Mining and Power 社 新炭鉱開発で優遇措置取得 2016 年 4 月 7 日掲載 3 月 15 日付けの地元報道によると、炭鉱と発電事業を手掛ける Semirara Mining and Power Corporation は、西部 Visayan 地方 Antique 州 Semirara 島で計画する新たな炭鉱開発に関して、投資委 員会(BOI)から優遇措置の適用を受け、 商業生産開始から 4 年間、 法人税免除措置(ITH)などが付与される。 当該炭鉱開発に関し、1987 年制定の大統領令第 226 号(オムニバス投資法)に基づき、BOI から 2 月 24 日付で非パイオニア・ステータスの適用を受けた。石炭埋蔵量は 9,000 万トン。 2015 年度、Semirara の石炭生産量は 798 万トン。炭鉱の落盤事故に伴う一時操業停止や取引価格の下 落により、石炭事業の純利益は 67 億 2,000 万 PHP(前年度比 13%減)。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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