z - SUUGAKU.JP

1
次の問いに答えよ.
z¡®
が純虚数となるような z は,複
z¡¯
素数平面上でどのような図形を描くか.
(1) 異なる複素数 ®; ¯ に対して,
(2) 2 次方程式 x2 ¡ 2x + 4 = 0 の解を ®; ¯ とする.ただし,® の虚部は
正であるとする.等式
arg
z ¡ ®2
¼
=
2
z ¡ ¯2
をみたす z が,複素数平面上で描く図形を図示せよ.
2
n を自然数とし,a; b; r は実数で b > 0,r > 0 とする.複素数 w = a+
bi は w2 = ¡2w を満たすとする.®n = rn+1 w2¡3n (n = 1; 2; 3; Ý)
とする.ただし,i は虚数単位とし,複素数 z に共役な複素数を z で表
す.次の問いに答えよ.
(1) a と b の値を求めよ.
(2) 複素数平面上の 3 点 O(0),A(®1 ),B(®1 ) について,ÎAOB の大き
さを µ とする.ただし,0 5 µ 5 ¼ とする.µ の値を求めよ.
(3) ®n の実部を cn (n = 1; 2; 3; Ý) とする.cn を n と r を用いて表せ.
1
P
(4) (3) で求めた cn を第 n 項とする数列 fcn g について,無限級数
cn が
n=1
8
となるような r の値を求めよ.
収束し,その和が
3
-1-
3
複素数平面において,円 z = 1 を C とする.
(1) ® = a + bi を C 上の点とする.複素数 w = x + yi が ® を通る C の接
線上にあるための条件を実数 a; b; x; y を用いて表せ.
(2) 次の条件を満たす C 上の点 ® の描く図形を図示せよ.
条件: V
4
®w + ®w = 2
w¡4 =1
を同時に満たす複素数 w が存在する.
複素数平面の点 A(1) を中心とし,原点を通る円を C とする.また,P(z),
¼
とする.さら
Q(w) を円 C 上を動く点とし,0 < arg z < arg w <
2
z(w ¡ 2)
に,R =
とおく.
w(z ¡ 2)
(1) R は R > 1 を満たす実数であることを示せ.
¼
(2) ÎPAQ =
のときの R の最小値を求めよ.
3
5
複素数平面上の 3 点 A(®),W(w),Z(z) は原点 O(0) と異なり,
p
1
3
®=¡ +
i;
2
2
w = (1 + ®)z + 1 + ®
とする.ただし ,® は ® の共役な複素数とする.2 直線 OW,OZ が垂
直であるとき,次の問に答えよ.
(1) (1 + ®)¯ + 1 + ® = 0 を満たす複素数 ¯ を求めよ.
(2) z ¡ ® の値を求めよ.
(3) 4OAZ が直角三角形になるときの複素数 z を求めよ.
-2-
6
複素数 zn を
z0 = 0;
z1 = 1;
zn+2 = zn+1 +®(zn+1 ¡zn )
(n = 0; 1; 2; Ý)
1
¼
¼
#cos
;
+ i sin
2
3
3
とする.また,複素数平面上で複素数 zn を表す点を Pn とする.以下の
により定める.ただし,i を虚数単位とし,® =
問いに答えよ.
(1) z2 ; z3 ; z4 を求めよ.
(2) 点 P0 ,P1 ,P2 ,P3 ,P4 を図示せよ.また,線分 P0 P1 ,P1 P2 ,P2 P3 ,
P3 P4 の長さ,および ÎP2 P1 P0 ,ÎP3 P2 P1 ,ÎP4 P3 P2 の値も図中に示せ.
(3) zn+1 ¡ zn (n = 1; 2; 3; Ý) を ® と n を用いて表せ.
(4) zn の実部,虚部をそれぞれ xn ; yn とする.このとき,xn ; yn をそれ
ぞれ n を用いて表せ.
(5) (4) で求めた xn ; yn について, lim xn ; lim yn をそれぞれ求めよ.
n!1
7
n!1
z を複素数とする.複素数平面上の 3 点 A(1),B(z),C(z2 ) が鋭角三
角形をなすような z の範囲を求め,図示せよ.
-3-
8
複素数平面上を,点 P が次のように移動する.
‘ 時刻 0 では,P は原点にいる.時刻 1 まで,P は実軸の正の方向に速さ
1 で移動する.移動後の P の位置を Q1 (z1 ) とすると,z1 = 1 である.
¼
’ 時刻 1 に P は Q1 (z1 ) において進行方向を
回転し ,時刻 2 までそ
4
1
の方向に速さ p で移動する.移動後の P の位置を Q2 (z2 ) とすると,
2
3+i
である.
z2 =
2
¼
“ 以下同様に,時刻 n に P は Qn (zn ) において進行方向を
回転し,時
4
n
1
刻 n + 1 までその方向に速さ $ p < で移動する.移動後の P の位置を
2
Qn+1 (zn+1 ) とする.ただし n は自然数である.
®=
1+i
として,次の問いに答えよ.
2
(1) z3 ; z4 を求めよ.
(2) zn を ®; n を用いて表せ.
(3) P が Q1 (z1 ); Q2 (z2 ); Ý と移動するとき,P はある点 Q(w) に限り
なく近づく.w を求めよ.
(4) zn の実部が (3) で求めた w の実部より大きくなるようなすべての n を
求めよ.
-4-
9
以下の問いに答えよ.
(1) µ を 0 5 µ < 2¼ を満たす実数,i を虚数単位とし ,z を z = cos µ +
i sin µ で表される複素数とする.このとき,整数 n に対して次の式を証
明せよ.
cos nµ =
1
1
#zn + n ; ;
2
z
sin nµ = ¡
1
i
#zn ¡ n ;
2
z
(2) 次の方程式を満たす実数 x (0 5 x < 2¼) を求めよ.
cos x + cos 2x ¡ cos 3x = 1
(3) 次の式を証明せよ.
sin2 20± + sin2 40± + sin2 60± + sin2 80± =
-5-
9
4