2015年8月の記事

平成 27 年 7 月 23 日
[編集・発行]
パストラール加古川
加古川市平岡町
新在家 1224-16
~昭和にタイムスリップ~
<歴史民俗資料館より原文のまま>
夏の暑い日にチリンチリン~♪
〝家庭の味″を楽しんだ懐かしい即席飲料
◆アイスキャンディー◆
◆粉末ジュース◆
「キャンディー」ではなく、
あくまで「キャンデー」と呼んだ。
家庭で作った飲み物としては「カルピス」や
この「ジュースの素」がある。カルピスは戦
昭和30年ごろまでは、割りばし
などに円柱状に固まらせたアイス
キャンディーが、自転車上で商われていた。
「日の丸」印が書かれた木箱は、20 年代から
30 年代にかけ、キャンデーの引き売りに使わ
れていた実物。木箱の内部は、魔法瓶のような
2 重構造になっていて断熱材としてオガクズな
どを詰めていた。大きなふたの中央に手が入る
くらいの小窓があり、キャンデーの取り出し口
になっている。上ぶたの開け閉めによってキャ
前から親しまれてている乳酸飲料で、昭和
30 年代には、お中元の〝代表格〟になった。
ジュースの素はその名の通り、袋の中の粉末
を水で溶くと、オレンジジュースが出来上が
る。同種の飲み物としては、このほか、春日
井製菓のシトロンソーダも懐かしい。冬場に
は即席の汁粉、ココアなどを味わった。粉末
ジュースは昭和 29 年に雪印乳業から発売
されたことが始まりだといわれ、30 年代中
ごろ、折しもインスタント食品がはやりだし
ンデーがとけるのを防ぐ工夫だ。暑い夏の日に
遠くからチリンチリンと振鈴(ハンドベル)を鳴ら
しながらやってくるキャンデー売りは、特に戦
後の甘みの乏しい時代にもてはやされ
当時の夏の風物詩だった。
た時期に大人気となったようである。ジュー
スの素などは、なぜか出される家ごとで味が
違っていた。薄かったり、濃かったりと、加
える水の量のさじ加減が意外と難しかった
ようだ。
rekishi
えふ ぶんの いち
耳に心地よい「 1
<材料>
★トマト 1 個
★マヨネーズ 小さじ1~お好みで
★わさび
チューブで1㎝~結構多めが美味しい
★白ごま
お好みで
★焼きのり 15 ㎝四方くらいにしてお好みで
★塩と胡椒 少々
① トマトを好きな大きさに切る
② ★マークの調味料で和えてのりを
加えてさらに和える。
③ 味見をしながら
塩・胡椒を加える
④ 出来上がり!
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f のゆらぎ」
日本全国に様々な種類があります。
その中から少しだけご紹介します。
○南部風鈴(岩手)透き通る美しい音色
○松笠風鈴(宮城)国内で唯一、一つ一つの音色が
異なる風鈴。
○江戸風鈴(東京)下の口がギザギザに作られて
おり、ふり菅が触れるだけで涼やかな音が
出ます
○下田焼風鈴(滋賀)藍色をした鮮やかな色合いが
特徴
○備前焼き風鈴(岡山)
土に鉄分が多く金属音の涼しげな音色