平成２７年１月１５日（木）熊本県警察本部公安委員会室平成２７年第２回公安委員会定例会議概要第１全体会議各部からの報告１平成２６年度警察署協議会代表者会議の開催について【報告の要旨】平成２７年１月１９日（月）午後１時３０分から午後４時３０分までの間、熊本県警察本部１０階多目的ホールにおいて、県下の各警察署協議会の取組等について、情報や意見の交換を行うことにより、警察署協議会活動の活性化と警察署協議会相互の連携･強化を図ることを目的として、平成２６年度警察署協議会代表者会議を開催する。２熊本県警察発足６０周年記念柔道・剣道・逮捕術大会の開催について【報告の要旨】平成２７年１月２３日（金）午前９時から、熊本市総合体育館において、熊本県警察発足６０周年記念柔道・剣道・逮捕術大会が開催される。本大会の目的は、日頃から柔道・剣道訓練を通じて、強靱な体力と旺盛な精神力を養い、職務の執行に必要な技能を錬磨している各所属の訓練成果を検証するとともに、所属の団結心（絆）を強化することであり、今回は熊本県警察発足６０周年記念大会である。出場選手は柔道・剣道・逮捕術ともに柔道・剣道が５段以下の警察官で、柔道・剣道が５２チーム２４８人、逮捕術が２６チーム８９人の合計３３７人であり、試合方式は団体戦で行われる。３平成２６年中の犯罪認知状況等について【報告の要旨】生活安全部から、平成２６年中の犯罪認知状況等についての説明がなされた。４平成２６年中の犯罪検挙状況について【報告の要旨】刑事部から、平成２６年中の犯罪検挙状況についての説明がなされた。５熊本県荒尾市荒尾における持凶器強盗事件の発生について【報告の要旨】ア発生日時平成２７年１月１２日（月）午前３時ころイ発生場所熊本県荒尾市荒尾所在のファーストフード店ウ被疑者不詳（男性１名）、年齢３０歳位、身長１７０㎝位、体型やせ型、上衣黒っぽい色のニット帽、白色マスクエ凶器ナイフ様１本オ被害品現金約４０万円カ被害者 - 1 - Ａさん２４歳（男性）キ状況被疑者は、前記日時場所において、閉店後、店舗通用口から出てきたＡさんに対し、ナイフ様を突き付け「金を出せ。」など脅迫し、店舗内事務所にあった売上金とみられる約４０万円を強取したもの。【委員からの質問及び警察からの説明等】委員から、「過去に県境のスーパーなどで同種の強盗事件が発生しているということだが、今回の事件の容疑者等は浮上しているのか。」旨の発言がなされ、警察から、「昨年、県境で強盗事件が発生している。現在、隣接県警と情報交換するなど所要の捜査を進めている。」旨の説明がなされた。６平成２６年中の交通事故発生状況について【報告の要旨】交通部から、平成２６年中の交通事故発生状況についての説明がなされた。【委員からの質問及び警察からの説明等】委員から、「以前から車両の進行方向の右から左に横断している人の事故が多いと報告を受けているが、この種事故の防止策はないのか。」旨の発言がなされ、警察から、「この種事故の原因は、運転者及び歩行者の双方にある。歩行者は、右から来る車は用心するが、左側から来る車は、遠くに見えるので大丈夫と思い横断を始める。しかし、車両の速度が速かったり、特に高齢の方は、自身の歩行速度が以前に比べ遅くなっているのに気づかずはねられる事故が多い。一方、運転者側は、前照灯をほとんど下向きで走行している。前照灯は下向きにすると対向車のまぶしさを防止するため、右側の照射距離を短く設定してあるので、街路灯もない道路では、右側にいる歩行者は見え難く、発見しづらくなる。現在、「ひのくにピカピカ運動」を実施しているが、出来るだけ早めの点灯と前照灯を細めに切り替えてほしい。また、高齢運転者に対する講習では夜間視力と、動体視力を測定して指導している。薄暮時は視力が低下するし、夜間では更に低下する。動体視力の低下、夜間の視力の低下は、運転者及び横断者双方に事故の要因となることをしっかり認識してもらいたい。」旨の説明がなされた。また、委員から、「高齢者への教育は参加・体験型の教育が効果があるということだが、資機材等、必要な財源は確保されているのか。」旨の発言がなされ、警察から、「平成１３年度から、予算を確保し歩行者教育システムを活用しての高齢者向け交通安全講習会を実施しているが、資機材が多いほど同時開催が可能となり、更に効果も上がると思われる。また、多くの高齢者に体験してもらうため、自治体等関係機関と協力して同講習会を実施している。」旨の説明がなされ、さらに、委員から、「今後、ますます高齢化が進んでいく中、高齢化率が５０パーセント近いところもある。高齢者には、自分達の身は自分たちで守るというところから意識付けをさせ、是非、関係機関等と協力して進めていただきたい。」旨の発言がなされた。７平成２６年中における機動隊の活動状況等について【報告の要旨】平成２６年中における機動隊の派遣状況は、総数４２回（前年比＋１回）、延べ２８１日（同＋２日）、延べ２，３９４人（同－４３８人）という結果であった。県外派遣では、警戒警備４回、暴力団対策３回、天皇陛下行幸啓等に伴う特別派遣２回、県内派遣では、機能別部隊運用１０回、各種警戒警備５回、行方不明 - 2 - 者捜索等１１回、警衛警護２回、雑踏警備５回であった。他機関等との各種合同訓練は、防災関係機関との救出救助訓練等を１６回実施した。８警察文書伝送システムの更新整備について【報告の要旨】情報通信部から、警察文書伝送システムの更新整備についての説明がなされた。第２その他の委員会活動報告・決裁等１意見の聴取等についての決裁運転免許課長から、聴聞３件、意見の聴取３９件、弁明１件について説明があり、決裁が行われた。２平成２６年第１回定例会会議録についての決裁公安委員会事務室から、第１回定例会会議録について報告があり、決裁が行われた。３事務連絡等公安委員会事務室から、当面の行事予定についての事務連絡等が行われた。 - 3 -