統計学 II レポート課題 22:区間推定と検定 学籍番号: 氏 名: 提出期限は、11 月 11 日。 問題 主力商品の販売増加を狙って菓子メーカーの A 社は TV コマーシャルを放映し た。コマーシャル放映前後での商品売上の変化率を、無作為に抽出した 10 店舗で計 測したところ、以下の表のようになった。標本は正規母集団からの独立な標本である として、以下の設問に答えよ。 店舗 変化率 1 2 0.5 1.8 3 −0.4 4 −0.7 5 1.8 6 −0.6 7 1.7 8 1.8 9 1.2 10 −0.2 1. TV コマーシャルによる A 社全店舗売上変化率の 95%信頼区間を求めよ。 2. TV コマーシャルに宣伝効果があったかどうかを有意水準 5%で検定したい。 (マ イナスの効果は考えない。) (a) 帰無仮説 H0 はどのように設定すべきか。 (b) 検定統計量 T の自由度はいくらか。 (c) 検定統計量 T の値はいくらか。 (d) H0 は棄却されるか。結論はどのように述べられるか。 解答 1. t(9, 0.10) = 1.833 であるから √ 1.177 |0.69 − µ| ≤ t(9, 0.10) = 0.3431 × 1.833 ≑ 0.63 10 したがって、(0.03, 1.32) 2. (a) 効果があったとすれば µ > 0 であるから、H0 : µ = 0, H1 ; µ > 0(片側 検定) (b) 9 (c) 2.01 (d) 帰無仮説は棄却され、µ > 0 すなわち効果はあったと判断できる。 1
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