活動紹介 千葉県森林インストラクター会 活動分野 森に親しむ野外講座 タイトル 安房自然村と布良(めら)海岸~伊豆諸島由来の植物の諸相を訪ねる 実施日時 実施日時 平成 27 年11月17 日(火)8時 ~17時 30 分 実施場所 実施場所 館山野鳥の森、安房神社、布良海岸、安房自然村、館山運動公園裏山 受講者 37名 FIC会員他スタッフ 6名 活動の内容 館山野鳥の森へ10時に到着し展示コ-ナを自由に見た 後、5班に分かれ観察開始。 安房神社は伊勢神宮を模して造られたということで、本殿 などは良く似ているが、植栽樹も同様である。特に、クスノ キの巨木、大径木が多い。また、サカキもたくさん植えられ、 黒熟した実を多数つけていた。また、房総開拓の神と言われ る天富命を祀ってある下の宮をお参りした。 天富命を祀ってある布良崎神社を下り、布良海岸に出 る途中には、イソギク、ワダンの花、穂が出ているハチ ジョウススキ、ダンチクなどを観察した。海岸ではネコ ノシタが群生し、わずかに花が残っていた。ケカモノハ シも群生し、枯れかけた穂が少し残っていた。 昼食は青木繁の「海の幸」のモニュメント付近でとっ た。海の向こうには伊豆大島が近くに見えた。気温は暖 かったが、風が出てきた。昼食後は展望台まで急な坂道では あるが、舗装してあり観察する植物も多かったので、全員な んなく登られたようである。 途中にはトネアザミの海岸型であるイガアザミの花が賑 やかであった。また、アキバギクの花もあちこちで見られた。 ハチジョウカグマの葉に多数子苗がついており、参加者は見 入っていた。見事な紫色の果房をつけたムラサキシキブにび っくり。これがアイムラサキシキブであると説明すると納得 されたようであった。 展望台からは、大海原の先に右に富士山、そして伊豆大島、 左には三宅島?のシルエットが見えた。館山運動公園の裏山 はスダジイの優占する照葉樹林。ホルトノキの巨木がありオ リ-ブに似た果実が下に落ちていた。また、イチイガシの大 径木の肌とアカガシを比較したりした。 本サイトの記事・画像等の無断転載は禁じます。 (作成:諏訪 文二)
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