患者構成の指標

診療に係る項目
患者構成の指標
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● 項目の解説
各病院の患者構成を視点とし、複雑な患者(診断群分類点数表の入院期間Ⅱの長い患者)をより多く診療して
いることを評価しています。
DPC の入院期間Ⅱはほぼ全国平均の在院日数+1日ですが、入院期間Ⅱが長いほど、退院までに日数を要
し、一般には治療の難しい状態の患者であると考えられます。脳腫瘍や頭頚部腫瘍の化学療法、出生体重1、
500g 以下の新生児等がそれらに該当します。
いわば、「複雑性の指標」ということができますが、数値は1.0 が全国平均であり、大きい方がより難しい状態の
患者を多く見ていることを示しています。指標29の在院日数の指標も同時に考慮する必要があります。
● 当院の実績
1.2
1.04
1.06
1.05
1.04
1.02
1
単 位
│
─
期 間
│
6 か月
備考・コメント
0.8
この指標については、全国のDPC病院平均
(1.0)を上回っており、比較的重症な患者さん
の診療を行っている事を表しています。
0.6
0.4
平成25年度国立大学病院平均値 1.069
0.2
0
H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度
数式│
指数
● 定 義
厚生労働省のDPC 評価分科会の公開データです。(DPC 毎の在院日数を、平成25年度全国平均に合わせ
た際の医療機関別の在院日数を、平成25年度全調査対象医療機関の全体の在院日数の平均値(13.30
日)で除した値)
参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000056344.html
KYOTO UNIVERSITY HOSPITAL 2015
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/