診療に係る項目 患者構成の指標 30 ● 項目の解説 各病院の患者構成を視点とし、複雑な患者(診断群分類点数表の入院期間Ⅱの長い患者)をより多く診療して いることを評価しています。 DPC の入院期間Ⅱはほぼ全国平均の在院日数+1日ですが、入院期間Ⅱが長いほど、退院までに日数を要 し、一般には治療の難しい状態の患者であると考えられます。脳腫瘍や頭頚部腫瘍の化学療法、出生体重1、 500g 以下の新生児等がそれらに該当します。 いわば、「複雑性の指標」ということができますが、数値は1.0 が全国平均であり、大きい方がより難しい状態の 患者を多く見ていることを示しています。指標29の在院日数の指標も同時に考慮する必要があります。 ● 当院の実績 1.2 1.04 1.06 1.05 1.04 1.02 1 単 位 │ ─ 期 間 │ 6 か月 備考・コメント 0.8 この指標については、全国のDPC病院平均 (1.0)を上回っており、比較的重症な患者さん の診療を行っている事を表しています。 0.6 0.4 平成25年度国立大学病院平均値 1.069 0.2 0 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 数式│ 指数 ● 定 義 厚生労働省のDPC 評価分科会の公開データです。(DPC 毎の在院日数を、平成25年度全国平均に合わせ た際の医療機関別の在院日数を、平成25年度全調査対象医療機関の全体の在院日数の平均値(13.30 日)で除した値) 参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000056344.html KYOTO UNIVERSITY HOSPITAL 2015 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/
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