真狩村地域農業再生協議会水田フル活用ビジョン 1 地域の作物作付の

真狩村地域農業再生協議会水田フル活用ビジョン
1
地域の作物作付の現状、地域が抱える課題
地域の農作物の作付状況は、畑作類は、馬鈴薯・てん菜・豆類・小麦を基幹作物とし
て、野菜類は、地域の自然条件により、大根・人参・長いも、ゆり根の振興を図ってお
り、生産規模の拡大や生産流通施設の整備を進め、生産性も向上してきているところで
ある。
近年では馬鈴薯・人参・大根等が連作・過作傾向となっており、一部ではシストセン
チュウの被害、ウイルス病や病害虫の発生がみられる。
今後についても畑作物を基幹作物として、野菜を取り入れた複合経営化を推進すると
ともに、適切な輪作体系の確立を図る。
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作物ごとの取組方針
村内の約 7.7ha の水田について適時適作を基本として、産地交付金を有効に活用しな
がら、作物生産の維持拡大を図ることとする。
(1)麦、大豆
大豆は本村の重点作目の一つであり、小麦は安定性が低く他の畑作物に比べて作
付面積が小さかったが、輪作体系確立に欠くことのできない作物であるため、今後
は作付けの拡大を図る。
(2)てん菜、澱粉原料用馬鈴薯
てん菜と澱粉原料用馬鈴薯は本村の適正な輪作体系を確立する上で不可欠な作物
であるが、作付面積が減少傾向にある。今後は需要動向に的確に対応しつつ、計画
的な作付けを推進し、作付面積の確保、適正な輪作体系の維持・確立を目指す。
(3)野菜等
本村の野菜類は、地域の自然条件により、大根、人参、長いも、ゆり根の振興を
図っており、生産規模の拡大や生産流通施設の整備を進め生産性の向上を目指す。
3
作物ごとの作付予定面積
作物
主食用米
平成 26 年度の作付面積
平成 27 年度の作付予定面積
平成 28 年度の目標作付面積
(ha)
(ha)
(ha)
7.7
7.7
10.5
麦
134.6
136.7
134.3
大豆
79.9
86.7
80.3
馬鈴しょ
470.6
504.8
471.8
・野菜
512.7
631.2
621.3
・甜菜
199.2
196.1
193.6
・花き
23.3
20.2
20.6
飼料用米
米粉用米
WCS 用稲
加工用米
備蓄米
飼料作物
そば
なたね
その他地域振興作物
4
平成 28 年度に向けた取組及び目標
取組
対象作物
番号
取組
分類
※
指標
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
(現状値)
(予定)
(目標値)
※「分類」欄については、実施要綱別紙 16 の2(5)のア、イ、ウのいずれに該当するか記入してくださ
い。
(複数該当する場合には、ア、イ、ウのうち主たる取組に該当するものをいずれか 1 つ記入してくだ
さい。
)
ア
農業・農村の所得増加につながる作物生産の取組
イ 生産性向上等、低コスト化に取り組む作物生産の取組
ウ 地域特産品など、ニーズの高い産品の産地化を図るための取組を行いながら付加価値の高い作物
を生産する取組
5
産地交付金の活用方法の明細
別紙のとおり