降雪に関する注意

技術情報
第
4
号
平 成 2 8 年 4 月 1 5 日
発行:美深町地域担い手育成総合支援協議会
音 威 子 府 村 営 農 対 策 協 議 会
中 川 町 営 農 対 策 指 導 部 会
北 は る か 農 業 協 同 組 合
監修:上川農業改良普及センター上川北部支所
℡(01656)2-1169
FAX 2-1638
4月15~16日の降雪に対する技術対策について
今後、湿雪・みぞれが降ることや一部で風雪が強まることが見込まれています。
ハウスでは温度確保に努めると共に、ビニール破損などの被害が発生した場合
は次の事項に留意して、被害状況に応じた対応に努めて下さい。
1 ハウス施設について
(1)
(2)
(3)
(4)
2
破損した部分は速やかに補修し、雨水が流入したら、溝切り等を行い排水を促す。
ハウス周辺に明きょや溝切りを行い、雨水や融雪水がハウスに入らないようにする。
天候回復後、鉄骨金具類、ハウスバンド、アンカーの締め付けを再度確認する。
健苗作りには十分な光量が必要なので、ビニールの汚れがひどい場合は、清掃を行い、
採光性の確保に努める。
てん菜、野菜育苗対策等
(1)
(2)
(3)
(4)
苗の保温に努め、必要に応じてかん水を行い生育の回復を図る。
ハウス内で作物を栽培しているほ場では、風の侵入を防ぎ、水分の蒸散防止に努める。
萎れ等でかん水が必要な場合は、地温低下にならないように少量多回数を厳守する。
損傷が酷く生育の遅延が想定される場合は、苗の手配や植え替えを行う。
アスパラガスのハウス栽培で被害が発生した場合、今後、若茎の曲がりの発生が多くなる
可能性がある。著しく曲がった若茎は早めに除去して株の負担軽減を図る。
~農作業安全に努めましょう
変動が大きい気象となっていますので、体調管理に注意しましょう~