半導体ワンオフ生産ビジネス事業化の進捗

2015/10/6
半導体ワンオフ生産ビジネス事業化の進捗
Update the status of manufacturing semiconductor devices with high-mix low-volume production
2015年10月2日
NEDIA新事業創生委員会
事業化時のマクロ環境
OPEN METIプロジェクト
平成24年経済産業省「革新的
製造プロセス技術開発 」予算化
国内大手半導体製造業の衰退
海外大型半導体製造業による寡占化
半導体産業が技術集約型産業から
資本集約型産業へ
嗜好の多極化
消費の2極化(高級品、Only One
製品の好調)
優れた技術開発から最終製品化
までの長期化
日本製の優れた基幹部品を使用し、
海外企業がヒット商品を生産
(iPhone/ GoPro)
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2015/10/6
事業コンセプト
世界初の半導体デバイス多品
種少量生産サービス
既存デバイスによる製品化が困難で
諦められた技術(需要はあるが、ニッ
チ過ぎて製品として採算性取れない
等)を市場投入可能にする
製品の市場投入リードタイムの
短縮化をサポート
ワンオフ生産方式を通して
より環境に優しい社会を構築する
規模別顧客分析
企業研究所、大学の開発用、試作用半導体
廃盤半導体の再生
国内ファブレス・EDAの試作、量産
特殊用途向け半導体
データフロー型並列コンピュータ(SIMD)等
医療機器用半導体
産業機器用半導体
特定マーケット向け製品用半導体
サービスロボット
スポーツ、趣味関連ウェアラブル製品等
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SWOT分析
多品種少量生産に最適
小ロットの生産受託可能
短納期
柔軟な委託形態(開発も受託可能)
ファブレス企業からの引き合い
NEIDA会員からの引き合い
微細(0.5ミクロン以下)の生産
プロセス技術蓄積不足
開発中のミニマルファブ装置の中止
装置開発の遅延や中止
事業会社の概要
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ミニマルファブを使用した製造ラインは現在3ライン。AIST、PMT、JTEKT。
AISTはミニマル開発用ライン。PMT及びJTEKTは特定デバイス製造用の
開発ライン。これに対し、本事業会社はファウンダリーを目的とする最初のラ
インとなる。
量産を考慮したプロセス装置間搬送システムの導入した、既存装置とのハイ
ブリッド・ラインとなる
ミニマル装置と既存装置の0.5インチウエハ受け渡しシステムの構築
国内の独立行政法人(研究機関、大学)からの小ロット・ファウンダリーを皮切
りに、医療、ロボットなどの民間での小ロット・ファウンダリーへ展開
デバイス設計企業との提携
BtoCポータルの開発
各種半導体商社との提携
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既存装置、ミニマル装置ハイブリッド・ライン
…
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シャトル
(0.5インチウエハー)
…
…
……
局所クリーン化されたシャトルから
ウエハーを取り出しバッチにて
プロセス処理後、再度個別に
シャトル内へ封止する
インターフェース機構の
開発及びPLADの改造
既存の5インチ、
6インチ製造装置
タイムライン
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2015年1月
2015年7月
2015年9月
2015年10月
2015年10月
2015年10月
2016年1月
ワンオフ生産方式でのファウンダリービジネス事業化の起案
東北装置・保守部会での概要説明
NEDIA執行会議での進捗と事業会社設立登記計画を報告
関西装置・保守部会での進捗説明
NEDIA理事会での事業会社設立登記の承認
NEDIA会員への事業会社への投資説明会開催
事業会社設立登記
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活動計画(長期)
売上
正社員数
オフィス・工場
2016上期
0
13
2016下期
320,280
18
東京郊外オフィス兼Fab
2017上期
640,560
24
2017下期
1,281,120
30
2018上期
1,537,344
36
東京オフィス、東京郊外Fab
2018下期
1,921,680
48
2019上期
2,562,240
60
2019下期
3,202,800
75
東京オフィス、大阪オフィス、東京郊外Fab
大学、研究所
民間研究所、試作
嗜好品、スポーツ・レジャー用品用途
顧客・市場
工業製品用途
海外市場
医療機器用途
上場準備
証券会社協力
上場
監査期間
申請準備
申請
単位:1,000円
事業会社への投資メリット
• 4年後のIPOを目標として活動
• 共同開発した搬送系システム、0.5インチウエハ受け渡しシス
テムの拡販
• ニッチ市場におけるBtoCポータルの拡販
• 受託設計ビジネスの拡販
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