「のびる若木」 西海市立西海東小学校 平成 27 年度 学校便り 第 18 号 平成 27 年6月 23 日 文責 校長 本多 ひとみ 「出会い」と「体験」の教育週間が終了しました! 学校だよりの発行が、17 号からしばらく間があいてしまいました。その間、 「東っ子の心 を見つめる教育週間」を中心として、学校には「出会い」と「体験」があふれました。18 号以降、その内容をお知らせしていきます。 19 日(金) 教育週間のメインイベント ダンサー「そむちゃ」さん来校 教育週間の最終日は、福岡からダンサ ーの「そむちゃ」さんに来ていただきま した。私が、どうしても西海東小学校の 子どもたちに出会わせたかった人です。 「そむちゃ」という名前から、子ども も先生も、いろんなイメージを膨らませ ていたようです。 この日は特別日課で午前中が 4 時間 の日でした。3 時間目は4・5・6年生 がお話を聞きました。そむちゃさんが、 どうしてダンサーになったのか、その夢 をかなえるためにどんなことをしてき たのか、写真を見ながらお話を伺いました。高校ではデザインを勉強していたけれど、ど うしてもダンサーになりたくて、進学せずに大阪にいるダンサーに師事したこと。世界一 周旅行を計画し、その土地の人と仲良くなるために、出された食事は全て食べたこと。ニ ューヨークにダンス留学したこと。ママチャリ(自転車)で広島まで千羽鶴を届けたこと …。話はつきません。 そして4時間目。1・2・3年生も一緒にダンス教室。そむちゃさんの動きにつられて 必死にストレッチをする東っ子。高学年と低学年がペアを作ってダンスレッスン。短い ダンスがなんとか完成。もしかしたら、御家庭で子どもたちが踊っていませんか? さて、給食時間はというと…。 「どこかの教室で食べてもいいですか?」とそむちゃさ ん。それなら、今回1時間しかそむちゃさんと触れあうことができなかった3年生へ、 ということになりました。3年生の給食タイムはかなり盛り上がったそうですよ。 5時間目は1・2年生へのレッスンです。 午前中のレッ スンで疲れているはずの 1・2年生が、とても楽しみにしている様 子。わたしも見に行きたくてしかたなかっ たのですが、この日は第1回の「西海地区 学校評価委員会」の日。たくさんのお客様 をお迎えしています。後ろ髪をひかれなが らも、多目的室で評価委員会に出席しまし た。 この評価委員会は出席者で5校時の授 業を参観します。まずはじめに1・2年生 がレッスンを受けている体育館へ。 始まったばかりで、まだダンスレッスンには入っていなかったのですが、そむちゃさん の動きに評価委員の方たちも感心されていました。全クラスを回った後、多目的室へ戻る前 に、体育館に寄り道しました。そこでは最後のダンスが始まろうとしています。 「さあ、これがラスト。君たちの魂のダンスを見せてくれ」のそむちゃさんの言葉と共に、 最後のダンスがスタート。何度も踊って疲れているはずなのに、1・2年生は最後までしっ かりとダンスを楽しんでいました。 そむちゃさんに2学期も学校に 来ていただけるよう、現在、文部 科学省の「児童生徒のコミュニケ ーション能力の育成に資する芸術 表現体験」という事業に申し込ん でいます。 採択されれば、2学期に4回来 ていただくことができます。 帰りに校長室に来て、 「そむちゃ さん、また来てくださいね」と言 った男の子たち。そむちゃさんも とても喜んでいました。 翌日そむちゃさんからメールが届きました。「昨日はありがとうございました。学校の雰 囲気が良く、先生方も親切で、生徒たちはとてもかわいくて楽しかったです。」 最後に、全校レッスンの後、そむちゃさんが語った言葉を記します。 かなわない夢はない! 大きな夢を持ち、「夢を語れ!東っ子」
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