研究課題:「両側同時人工股関節置換術後の看護における課題の検討」

研究課題:「両側同時人工股関節置換術後の看護における課題の検討」
実施期間
データ収集期間:2006 年 8 月~2014 年 3 月
分析期間;2015 年 3 月~2016 年 3 月
研究機関
大阪大学医学部附属病院看護部整形外科病棟
目的
両側同時人工股関節置換術後と 2 段階人工股関節置換術後の経過を比較し、それぞれの
術式における術後の回復過程やリハビリテーション進度、生活上の課題や不安など精神面
において、どのような差異があるのか明らかにすることで、必要とされる看護について示
唆を得ることを目的とします。
方法
この研究は、人工股関節置換術後の方を対象としています。データ収集期間内で、人工
股関節置換術を受けられた方の以下の情報を、統計学的手法を用いて分析します。
年齢,性別,手術日,手術時間,麻酔時間,出血量,輸血量,術後入院日数,総入院日
数,採血日と血液検査データ,DVT 有無,麻薬使用の有無,在院日数,身長,体重,体温
経過,体位変換の有無,離床開始日,棟内車いす自立開始日,棟内歩行器自立開始日,杖
歩行自立開始日,独歩自立開始日,初シャワー日,膀胱留置カテーテル抜去日,リハビリ
テーション進度[平行棒,歩行器,杖,独歩],転倒転落,脚長差の自覚の有無,不安発言な
ど。
意義
両側同時人工股関節置換術後と 2 段階人工股関節置換術後には、どのような差異がある
のかを明らかにし、必要とされる看護について示唆を得ることで、人工股関節置換術を受
ける患者の方の看護の一助となります。
個人情報の保護
本研究で得られた結果は、貴重な資料として学会や看護学雑誌に公表されることがあり
ます。その場合、患者さんの個人情報は、外部から特定できないように厳重に管理されま
す。
この研究について、さらに詳しい内容を知りたい場合、他の患者さんの個人情報保護や
この研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画、方法および結果についての資
料を見ることができます。希望される場合は、下記にお伝えください。
【問い合わせ先】
大阪大学医学部附属病院看護部整形外科病棟
研究責任者:看護師 鳥羽恵理奈
電話番号:06-6879-6200