電気回路II

講義名
ナンバリング
開講学部学科
開講学年
開講期
担当者
単位数
授
業
の
目
的
学
習
到
達
目
標
関
連
科
目
授
業
計
画
電気回路Ⅱ(2Ea)
EE21-EC2-L-11
工学部電気電子情報工学科
2年
前期
金江 春植
4
電気回路は電気工学,電子工学,情報工学を学ぶものにとってもっとも重要な基礎科目のひとつである.電気回路Ⅱでは,交流回路解析の基本方法と諸定理を習得し,基
礎的応用例として電磁誘導回路,変圧器結合回路,回路の周波数特性,直列共振・並列共振回路の特性,電力機器の電力源として使用される三相交流,特にY接続,Δ
接続,対称三相交流電圧・電流のY-Δ/Δ-Y変換,対称三相のYおよびΔ接続の交流回路の計算方法について学ぶ。
時間数は90分×2時限×15回である.
1
2
3
4
交流回路網の基本法則を理解し,交流回路網の基本計算ができるようになる.
電磁誘導回路と変圧器結合回路を理解し,基本的な回路計算ができるようになる.
交流回路の周波数特性及び直列共振,並列共振の概念を理解し,その計算ができるようになる.
対称3相交流回路の基本構成を修得し,Y-Δ変換の計算ができるようになる.
線形代数学,微分積分学Ⅰ・Ⅱ,電気数学Ⅰ・Ⅱ,電磁気学Ⅰ・Ⅱ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
交流回路の基本計算
交流の電力
交流回路の解析
交流回路におけるキルヒホッフ則
交流回路網における重ねの理
交流回路網における鳳・テブナンの定理
交流回路解析のまとめ
電磁誘導結合回路の基礎
電磁誘導結合回路の活用
変圧器結合回路の基礎
変圧器結合回路の活用
交流回路の周波数特性
直列共振と並列共振
対称3相交流回路
電磁誘導結合回路,交流回路の周波数特性,3相交流の
まとめ
内容・方法等
2端子回路の並列・直列,演習(1)
瞬時電力,有効電力,無効電力,皮相電力,力率,力率の改善,演習(2)
交流電源とその等価回路,交流回路網の解析,演習(3)
キルヒホッフ則とその交流回路での適用,演習(4)
重ね合わせの理とその交流回路での適用,演習(5)
鳳・テブナンの定理とその交流回路での適用,演習(6)
交流回路解析のまとめ,通常テスト
電磁誘導結合の基本概念,相互インダクタンス,電磁誘導結合の一般理論,演習(7)
電磁誘導結合の基本計算,電磁誘導結合回路の特別な場合,演習(8)
電磁誘導結合の度合い,変圧器結合の基本概念,理想変圧器
変圧器回路の基本計算,演習(9)
回路要素の周波数特性,交流回路の周波数特性,インピーダンス面,アドミタンス面,演習(10)
直並列共振回路,共振曲線,回路のQ値,直並列共振での電圧と電流,演習(11)
3相交流とは,Y/Δ接続,相電圧,線電圧,対称3相交流のY/Δ変換,演習(12)
電磁誘導結合回路,交流回路の周波数特性,3相交流のまとめ,通常テスト
16
授
業
に
必
要
な 授業の前に教科書の予定部分を確認し,内容を把握すること.
事 授業後は講義の部分を復習し,宿題を次回の授業までにやっておくこと.
前・
事
後
学
習
評
価 2回の通常試験(70%)、受講態度・演習・小テスト(30%)として評価する.
方
法
著者名
教 No 書籍名
材
1 『電気回路の基礎』
西巻正郎,森武昭,荒井俊彦
参
No 書籍名
著者名
出版社
考
書
1 『電気回路』
金原粲
実教出版
受
講 電気回路Ⅰで学んだことを復習しておくこと.
心
得
関
連
リ
ン
ク
画
像
ファ
イ
ル
更
新 2015/06/30 09:46:20
日
付
出版社
森北出版
価格
価格
1,900円+税
ISBN/ISSN
ISBN/ISSN
978-4-627-73252
2,400円+税
978-4-407-31316-1
講義名
ナンバリング
開講学部学科
開講学年
開講期
担当者
単位数
授
業
の
目
的
学
習
到
達
目
標
関
連
科
目
授
業
計
画
電気回路Ⅱ(2Eb)
EE21-EC2-L-11
工学部電気電子情報工学科
2年
前期
澤﨑 正廣
4
電気回路Ⅰと同様に、この科目も電気関係の工学を学ぶものにとって専門の最も重要な基礎科目の一つである。電気回路Ⅱでは、交流における回路を構成する要素の働
きを正確に理解するため、実用的な回路にもとづいて講義すると共に演習問題を解説する。講義の前半では、交流2端子回路の基本的な接続、交流の電力、交流回路網の
諸定理の解析、さらに基礎的な応用例として電磁誘導回路、変圧器回路について簡潔に講述し、後半では、交流回路の周波数特性、共振回路特性について学習し、さらに
電力機器の電力源として使用されている対称3相交流回路のY接続、Δ接続をはじめとした解析方法について学ぶ。
時間数:90分×2時間×15回
1
2
3
交流回路の諸定理を理解しその応用ができるようになる。
変圧器回路、共振回路と交流との関係が理解できるようになる。
対称3相交流回路の取り扱い方と計算方法などが理解できるようになる。
電気回路Ⅰ.電気回路Ⅲ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
テーマ
交流2端子回路の直列接続
交流2端子回路の並列接続
交流の電力
交流回路網の解析
交流回路網の諸定理の解析
電磁誘導結合回路
変圧器結合回路
交流回路と電磁誘導回路のまとめ
交流回路の周波数特性
直列共振回路
並列共振回路
対称3相交流回路
対称3相交流のY-Δ変換
対称3相回路のY.Δ接続
共振回路、対称3相回路のまとめ
内容・方法等
インピーダンスとアドミタンス直列接続 演習問題(1)
アドミタンスとインピーダンス並列接続 演習問題(2)
有効電力と力率、無効と皮相電力、力率の改善 演習問題(3)
交流電源、キルヒホッフ則(電流則、電圧則) 演習問題(4)
重ねの理、鳳.テブナンの定理とその応用 演習問題(5)
電磁誘導結合と相互インダクタンス 演習問題(6)
誘導結合の度合い、変圧器回路とその応用 演習問題(7)
通常試験1とその問題の解説、答え合わせ
回路要素の周波数特性 Z.Y平面の軌跡 演習問題(8)
直列共振回路の周波数特性、共振曲線、Q値 演習問題(9)
並列共振回路の周波数特性、反共振曲線 演習問題(10)
多相交流回路 、対称3相交流回路 演習問題(11)
交流電圧.電流.負荷インピーダンスY-Δ変換 演習問題(12)
Y 接続、Δ接続回路の計算、3相交流の電力 演習問題(13)
通常試験2とその問題の解説、答え合わせ
授
業
に
必
要
な 電気の計算結果には単位を書かなければならない。電気の物理名と単位記号を正確に記憶する。
事 各章ごとに講義するので、事前に内容を把握しておく。演習問題を学習しプリントの解と答え合わせする。
前・
事
後
学
習
評
価 2回の通常試験(60%)受講態度、演習問題の解答と小テスト(40%)として評価する。
方
法
No 書籍名
著者名
教
材
1 『電気回路の基礎』
西巻正郎、森 武昭、荒井俊彦
参
No
書籍名
著者名
考
1 『電気のための基礎数学』
熊谷文宏、 浅川 毅
書
受
講 基礎数学、微積分学、電気数学を学習し、理解を深めておく。電卓の使い方をマスターしておく。
心
得
関
連
リ
ン
ク
画
像
ファ
イ
ル
更
新 2015/06/30 09:46:20
日
付
出版社
森北出版
出版社
東京電機大学
価格
価格
ISBN/ISSN
ISBN/ISSN