特開平7-241688号

(19)日本国特許庁(JP)
(12)
公開特許公報(A)
(11)特許出願公開番号
特開平7−241688
(43)公開日 平成7年(1995)9月19日
(51)Int.Cl.
6
B23K 26/00
識別記号
320
庁内整理番号
FI
技術表示箇所
A
26/18
// B23K103:08
審査請求
(21)出願番号
特願平6−34654
(22)出願日
平成6年(1994)3月4日
(71)出願人
未請求
請求項の数3
OL (全4頁)
390008235
ファナック株式会社
山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番
地
(72)発明者
中田 嘉教
山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番
地 ファナック株式会社内
(72)発明者
森 敦
山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番
地 ファナック株式会社内
(72)発明者
入江 道明
山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番
地 ファナック株式会社内
(74)代理人
(54)【発明の名称】レーザ加工方法
(57)【要約】
【目的】
レーザビームをワークに照射して加工を行う
レーザ加工方法に関し、保護シートを損なうことなくレ
ーザによる切断加工を行えるようにする。
【構成】
先ず、保護シート付きワークをレーザ加工機
のテーブルにセッティングする(ステップS1)。次
に、加工ヘッドを通常の切断加工位置から適当量だけワ
ークから離した状態で、レーザビームによる保護シート
の焼付けを行う。この焼付けは、ピアシング加工位置及
び切断加工経路に沿って行われる(ステップS2)。続
いて、通常のレーザビームによる切断加工が、ピアシン
グ位置及び切断加工経路に沿って行われる(ステップS
3)。このように、ワークに予め保護シートの焼付けを
施した後、ワークを加工するようにした。この焼付けに
より、ワークと一体に焼付け面が形成され、その焼付け
面では、ワークと保護シートとの間の間隙はなくなる。
したがって、切断加工時に吹きつけられるアシストガス
によって、保護シートが剥離するようなこともなく、レ
ーザビームによる切断加工を行うことができる。
弁理士
服部 毅巖