ヘテロ接合度の誤差を推定 ヘテロ接合度の分散を求めるアルゴリズムを

ヘテロ接合度の誤差を推定
発明の名称: ヘテロ接合度の分散を推定するためのプログラムを記録した記録媒体
発明者 大原一郎、小林敬典、中山一郎
発明者:
大原 郎 小林敬典 中山 郎
管理番号66
番号: 特許第3360110号(特願平11-84422)
解決すべき課題
・養殖集団と天然集団の遺伝的多様性の差を評価する方法が無かった。
・2倍体性の両集団のヘテロ接合度の差を評価する方法が無かった。
ヘテロ接合度の分散を求めるアルゴリズムを開発。
発明のポイント
・ヘテロ接合度における遺伝子座内分散について、Stephens
テ 接合度における遺伝子座内分散に い
S h
et
al.(1992)の方法を修正した「OKN補正」により、シミュレーショ
ンの方法を改良しました。
・遺伝子座間分散と遺伝子座内分散の和を総分散とし、その平方
根を誤差としました。
2集団のヘテロ接合度の差の統計
的な解釈が可能となりました(図1)
養殖集団で天然集団に比べて
養殖集団で天然集団に比
て
近親交配が起こっているかどう
かを、ヘテロ接合度の減少の度
合いで、統計的に判断するコン
ピュータープログラムが開発で
きます。
きます
図1 ヘテロ接合度の分散と誤差を
求めるフローチャート