Global REIT Weekly グローバルＲＥＩＴウィークリーグローバルＲＥＩＴウィークリー 2016年3月第3週号（2016年3月14日発行）先週（2016年3月7日～3月11日）のグローバルREIT市場の動き先週のグローバルREIT市場は、ECB（欧州中央銀行）による追加金融緩和の決定が市場で好感されるなか、欧米を中心に上昇したことから、全体では前週末比＋1.5%となりました。欧州では、ECBが10日の理事会で、マイナス金利の拡大や国債などの買取り額引き上げなどの包括的な追加緩和策を決定し、その内容が市場予想を上回るものだったことが好感され、REITは上昇しました。米国では、欧州緩和策が好材料となったほか、原油価格が、需給改善期待などから堅調に推移し、底打ち観測が拡がったことなども、相場の支援材料となりました。【日本】オフィス仲介大手が発表した2月末のオフィスビル市況によると、東京都心部のオフィス空室率は、新築ビルへの移転などを背景にやや上昇したものの、 4.04％と低水準にとどまっており、平均賃料は26ヵ月連続の上昇となりました。各国・地域のREIT価格の推移各国地域価格推移期間 2015年3月初～2016年3月11日期間：2015年3月初～2016年3月11日 120 ※グラフの期初を100として指数化 ※休場の場合は、直前の営業日のデータを使用 110 100 90 70 15年3月米国欧州（英国含む）日本シンガポールオーストラリア 15年5月 15年7月 15年9月 15年11月騰落率（%） 3ヵ月 6ヵ月 1年 5.7 11.0 3.8 国・地域先週末グローバル 482.87 米国 1,114.22 1.7 6.1 12.6 4.5 30.9 カナダ 841.53 1.7 10.5 9.1 1.5 9.4 欧州（ユーロ圏） 646.30 2.0 1.9 6.0 ▲ 1.2 45.4 英国 79.44 ▲ 0.2 ▲ 7.0 ▲ 8.8 ▲ 5.2 40.9 日本 396.34 0.7 11.3 22.1 7.5 48.0 香港 483.90 ▲ 0.6 ▲ 2.9 7.8 ▲ 1.7 19.1 シンガポール 477.82 ▲ 1.2 7.0 7.9 ▲ 2.7 4.5 オーストラリア 624.43 2.4 9.1 13.8 9.1 51.7 為替（対円）先週末米ドル 113.90 騰落率（%） 3ヵ月 6ヵ月 1年 ▲ 5.9 ▲ 5.5 ▲ 6.2 3年 18.3 週間 1.5 週間 0.1 3年 33.2 カナダ・ドル 86.20 0.9 ▲ 2.0 ▲ 5.2 ▲ 9.5 ▲ 8.1 ユーロ 126.94 1.4 ▲ 4.5 ▲ 7.2 ▲ 0.9 1.1 英ポンド 163.64 1.1 ▲ 10.9 ▲ 12.0 ▲ 9.8 13.9 香港ドル 14.67 0.1 ▲ 6.0 ▲ 5.6 ▲ 6.1 18.2 シンガポール・ドル 82.91 0.3 ▲ 3.1 ▲ 2.8 ▲ 5.2 7.5 オーストラリア・ドル 86.16 1.8 ▲ 0.9 0.8 ▲ 6.6 ▲ 13.0 ※為替の騰落率がプラスの場合は各通貨高、マイナス（▲）の場合は円高 ※為替レートは、原則としてニューヨークの17時時点のものです。 80 グローバル各国・地域別のREIT市場および為替の動き 3月11日時点（1週間前＝3月4日、3ヵ月前＝2015年12月11日、6ヵ月前＝2015年9月11日、 1年前＝2015年3月11日、3年前＝2013年3月11日）なお、休場の場合は、直前の営業日のデータを使用 16年1月 ※信頼できると判断したデータをもとに、日興アセットマネジメントが作成 16年3月 当資料中のREIT価格については、S&P REIT指数のグローバルおよび各国・地域別指数（現地通貨ベース・トータルリターン）のデータを使用しています。各指数に関する著作権等の知的財産権およびその他一切の権利は、その提供元に帰属します。 ※上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。 ■当資料は、日興アセットマネジメントが世界の経済、金融･資本市場についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する見解は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。■投資信託は、値動きのある資産（外貨建資産には為替変動リスクもあります。）を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書（交付目論見書）をご覧ください。 1/1