Global REIT Weekly グローバルＲＥＩＴウィークリーグローバルＲＥＩＴウィークリー 2016年1月第4週号（2016年1月25日発行）先週（2016年1月18日～1月22日）のグローバルREIT市場の動き先週のグローバルREIT市場は、価格変動の高い状況が続いたものの、週後半に、欧州の追加金融緩和期待などから反発し、全体では前週末比＋0.9%となりました。先週は、強まる過剰供給懸念を背景に、原油価格（WTI原油先物）が一時2003 年5月以来の水準まで低下したことなどが市場の警戒感を強め、世界的にREIT の下振れ要因となりました。しかし、21日に、ECB（欧州中央銀行）総裁が3月に追加金融緩和を行なう可能性を示唆したことや、原油価格が反発に転じたことから市場に安心感が拡がり、REITは欧米を中心に上昇しました。このほか、香港では、通貨のペッグ制廃止観測や中国の景気減速に伴なう企業収益への懸念などから株価が下落し、長期金利が上昇するなか、REITは軟調な展開となりました。オーストラリアでは、商業施設REIT大手の12月の売り上げが好調となり、今後も堅調な業績が期待されたことなどから、上昇しました。 130 各国・地域のREIT価格の推移期間 2015年1月初 2016年1月22日期間：2015年1月初～2016年1月22日 ※グラフの期初を100として指数化 ※休場の場合は、直前の営業日のデータを使用 120 110 100 90 80 70 15年1月グローバル米国欧州（英国含む）日本シンガポールオーストラリア 15年3月 15年5月 15年7月 15年9月各国・地域別のREIT市場および為替の動き 1月22日時点（1週間前＝1月15日、3ヵ月前＝2015年10月22日、6ヵ月前＝2015年7月22日、 1年前＝2015年1月22日、3年前＝2013年1月22日）なお、休場の場合は、直前の営業日のデータを使用騰落率（%） 3ヵ月 6ヵ月 1年 ▲ 5.1 ▲ 2.2 ▲ 7.7 国・地域先週末グローバル 452.66 米国 1,047.24 1.2 ▲ 5.0 ▲ 0.6 ▲ 9.7 26.0 カナダ 756.94 2.3 ▲ 8.2 ▲ 8.5 ▲ 13.1 ▲ 1.2 欧州（ユーロ圏） 621.35 1.7 ▲ 7.5 ▲ 4.4 0.5 42.6 週間 0.9 3年 29.9 英国 81.57 0.4 ▲ 12.0 ▲ 9.4 ▲ 4.2 48.6 日本 342.00 ▲ 1.4 ▲ 1.9 ▲ 5.8 ▲ 12.6 57.7 香港 470.95 ▲ 2.8 ▲ 4.5 ▲ 5.1 ▲ 9.5 21.4 シンガポール 437.70 ▲ 0.8 ▲ 6.5 ▲ 10.6 ▲ 12.9 ▲ 1.1 オーストラリア 587.00 2.2 2.7 3.2 9.5 50.7 為替（対円）先週末米ドル 118.78 騰落率（%） 3ヵ月 6ヵ月 1年 ▲ 1.6 ▲ 4.2 0.2 3年 33.9 週間 1.6 カナダ・ドル 84.12 4.6 ▲ 8.8 ▲ 11.6 ▲ 12.1 ▲ 5.9 ユーロ 128.26 0.4 ▲ 4.3 ▲ 5.3 ▲ 4.8 8.5 英ポンド 169.46 1.7 ▲ 8.8 ▲ 12.4 ▲ 4.7 20.6 香港ドル 15.23 1.9 ▲ 2.2 ▲ 4.8 ▲ 0.3 33.1 シンガポール・ドル 83.06 2.1 ▲ 4.0 ▲ 8.5 ▲ 6.1 14.9 オーストラリア・ドル 83.19 3.9 ▲ 4.4 ▲ 9.0 ▲ 12.5 ▲ 11.3 ※為替の騰落率がプラスの場合は各通貨高、マイナス（▲）の場合は円高 ※為替レートは、原則としてニューヨークの17時時点のものです。 15年11月 ※信頼できると判断したデータをもとに、日興アセットマネジメントが作成 16年1月 当資料中のREIT価格については、S&P REIT指数のグローバルおよび各国・地域別指数（現地通貨ベース・トータルリターン）のデータを使用しています。各指数に関する著作権等の知的財産権およびその他一切の権利は、その提供元に帰属します。 ※上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。 ■当資料は、日興アセットマネジメントが世界の経済、金融･資本市場についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する見解は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。■投資信託は、値動きのある資産（外貨建資産には為替変動リスクもあります。）を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書（交付目論見書）をご覧ください。 1/1