触媒化学 (Catalysis Chemistry)

科
目
名
( 英 語 表 記 )
触媒化学 (Catalysis Chemistry)
5年・物質工学科
学 年 ・ 学 科
担
当
教
岩熊 美奈子
員
ポートフォリオ
単 位 ・ 期 間選択1単位・後期週2時間(授業時間30時間)
連 絡 先 物質棟2F・岩熊研究室
オフィ ス ア
ワ
ー
<学生が記入する上での注意事項>
【授業計画の説明】 枠内に○か×かを
記入すること。
月8限
【授業目的】
触媒は化学工場内だけではなく、大気汚染防止や各種民生機器などにも使用され、触媒の重要性はますます
高くなっている。触媒化学の授業では、触媒の定義、触媒の種類、触媒の研究と設計、触媒の調製、触媒の活
性試験、 種々の反応の触媒概要についての知見を得て、触媒はどのようなものか理解する。最後に、どのよう
な触媒を作りたいか各自触媒をデザインする.
【履修上の注意】
履修にあたっては、分離工学の知識が必要となるため5年前期で履修しておくことが望ましい。
【理解の度合】(記入例)ファラデーの法
則、交流の発生についてはほぼ理解で
きたが、渦電流についてはあまり理解で
きなかった。
【試験の結果】定期試験の点数を記入
し、試験全体の総評をしてください。(記
入例)ファラデーの法則に関する基礎問
題はできたが、応用問題が解けず、理
解不足だった。
【事前に行う準備学習や自己学習】
物理化学、有機化学、無機化学、分析化学の広い分野にわたっての基礎知識が必要である。自己学習に関し 【総合達成度】では、【達成目標】どおり
に目標を達成することができたかどうか、
ては、授業中に渡したプリントや紹介図書を熟読すること。
記入してください。
【達成目標】
1)不均一系反応触媒と均一系反応触媒について説明できる。
2)触媒の理解に必要な吸着現象や反応機構を理解し、説明できる。
3)触媒の材料に関しての知識を得、キャラクタリゼーションについて説明できる。
ルーブリック評価の【自己評価】では、到
達したレベルに○をすること。
<教員が記入する上での注意事項>
教員は、◎が付いているところだけを記
入すること。
学 習 到 達 目 標
ル ー ブ リ ッ ク 評 価
理想的な到達レベルの目安 標準的な到達レベルの目安 未 到 達 レ ベ ル の 目 安 ルーブリック評価とは設定された到達目
標の合否および到達レベル(到達度の
(
B
)
(
A
)
(
C
)
程度)を示す基準です。
【自己評価】
不均一系反応触媒と均一系反
不均一系触媒と均一系触媒 不均一系触媒と均一系触媒
評 価 到 達 目 標 項 目 1 応触媒を正しく理解でき、その を説明できる
を説明できない
例も数件あげることができる
A ・ B ・ C
【自己評価】
吸着現象や反応素反応につい
吸着現象や反応素反応に
評 価 到 達 目 標 項 目 2 て説明でき、立式し解くことがで ついて説明できる
きる。
吸着現象や反応素反応に
ついて説明できない
A ・ B ・ C
【自己評価】
触媒の材料に関して提案でき、 触媒の材料を説明でき、
触媒の材料もキャラクタリ
評 価 到 達 目 標 項 目 3 かつキャラクタリゼーションの方 キャラクタリゼーションの方法 ゼーションの方法もわからな
法を提案できる
を提案できる
い
A ・ B ・ C
【自己評価】
A ・ B ・ C
到 達 度 評 価 (%)
評価方法
定期試験
小 テ ス ト
レ ポ ー ト
口 頭 発 表 成果品実技
そ の 他
合
計
成績の評価方法について
指標と評価割合
総合評価割合
80
20
100
知識の基本的な
理
解
60
10
70
思考・推論・創造
へ の 適 応 力
20
20
・卒業試験とレポートの総合点で評価す
る。
評価基準について
・学年成績60点以上を合格とする。
汎用的技能
10
10
態度・志向性
( 人 間 力 )
0
総合的な学習経験
と創造的思考力
0
【教科書】
【参考資料】
【JABEE基準との対応】
(d)、(e)、(g)
【学習・教育目標・サブ目標との対応】(低学年)
【学習・教育到達目標との対応】(高学年・専攻科)
(B)
【授業内容】
授 業 要 目
授業計画の説明
【授業計画の説明】(実施状況の記入)
内 容
時 間
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
1
【理解の度合】(◎教員は授業の実施状況を記入)
1.触媒の概要
1.1 触媒とは
物質を反応させるときの触媒の役割について
4
1.2 触媒の種類
不均一触媒と均一触媒
4
2.1ラングミュアー式
触媒反応に不可欠な吸着現象を知る
4
2.2ラングミュア・ヒンシェルウッド式
ラングミュアーの理論を拡大したL-H式について原理
から知る
4
3.1 触媒の物性について
触媒はさまざまな物性をもつため、その一例を知る
2
3.2 触媒の担体について
さまざまな種類の触媒担体について
2
3.3 触媒の調製法について
触媒の調製法の一例について
2
3.4 触媒のキャラクタリゼーション
触媒の物性の決定法
2
4.環境関連の触媒
現在開発中の光触媒や水素電池について
2
調査事項(期間は限定せず)
夢の触媒(あなたが作りたい触媒)
2
2.吸着の化学
3.触媒のデザインと調製
学年末試験
試験答案の返却及び解説
(1.5)
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
2
合計時間
【備考】
【試験の結果】 試験の点数( )
30
【総合達成度】 総合評価の点数( )
【評価の実施状況】(◎教員は総合評価を出
した後に記入する。)