平成27年 6月 1日 6月給食だ誌CJ 品川区立 宮前小学校 校 長 五関 正治 栄養士 鳥羽 美帆 6月は「食育月間」ですo 学校では子供たちと一緒に「噛むこと」を考えますo また同時 に手洗いと清潔についても伝え、心身の健康に繋がる指導をしていきます。 おこと 私たちは毎日さまざまな食べ物を噛んで食べています。普段はあまり意識をしない行為か もしれませんが、噛むということは体にとってとても重要な働きをしています。なぜよく噛ん で食べるということが重要なことなのか、効果についてご紹介します0 優しシピ招 噛みごたえのある給食メニューで人気のある、チャーホ-サイ(中華風野菜妙め)をご紹 介しますoこの献立はリクエストが多く、子供たちもたくさん野菜を食べることができますo ご家庭でもぜひ作ってみてください。 【チャーホ-サイ】 1人当たり(g) 約4人分 ・サラダ油 0.3g 小さじ1/2 ・にんにく(みじん切り) 0.4g 少々 ・豚肉(細切れ) 8g ・酒・しょうゆ 0.2g ①消化吸収が良くなります。食べ物を細かく噛みくだいたり、唾液と混ぜ合わせて飲み込む ため、胃や腸での消化・吸収が良くなりますo ②むし歯を防ぎます。噛むことで、唾液がたくさん分泌されます。唾液の働きによって、むし 歯菌が発生化しにくくなります。 ③脳を活発にして、記憶力を高めます。しっかり噛むと、頭の血管や神経が刺激されて、脳の 働きが活発になります。 30g 0.8g(少々) ・しょうが(みじん切り) 0.2g 0. 8g(少々) ・にんじん(短冊) 15g 60g ・もやし 30g 120g ・キャベツ(短冊) 25g lOOg ・春雨(3cmカット) 8g 32g (乾燥) ・にら 5g 20g ・塩 0.6g 2.4g ・しょうゆ 8g 大さじ2 ・ごま油 0.4g 少々 ①食べすぎることを防ぎます。よく噛んでゆっくり食べるので、適量で満腹感を得ることがで きます。 噛むことは食べることの原点です。食材を味わうという意味でも、しっかり噛んで食べる 習慣を付けることが必要です。 ★作り方★ ①春雨を下ゆでして、ざるなどにあげておきます。 ②熟したフライパンに油を入れ、にんにく・豚肉を良く妙めます。豚肉に火が通ったら、に んじんより上記の調味料とにんじんを入れます。 ③にんじんに火が通ったら、強火にしてもやし・キャベツ・春雨を入れます。 ④にら・塩・しょうゆを入れ、味が整ったら、最後にごま油を回しいれます。 正しい手洗いの方法は、石けんを良く泡立てて手のひらや手の甲をしっかり洗います。忘れ 子供たちにお肉がもう少し入っているとうれしいと言われたことがあります。給食でお肉 がちな指と指の間や爪、手首なども洗い、水でよく流すとより汚れが落ちます。洗った後、ハ の畳を増やすことはなかなか難しいので、ご家庭でつくつる際はぜひ、お肉を増やしてあげ ンカチでふくところまでが手洗いですoきちんとハンカチを持って行っているかの確認をお願 てください。また、にんじんが苦手な場合は、 ②の工程を弱火で長めにすると、にんじんに いいたします。 より火が通り味が染みて、食べやすくなります。
© Copyright 2024 ExpyDoc