平成27年5月7日 愛知県立東海南高等学校 学校評価について 1 本年度(平成 27 年度)の学校評価 本年度の 重点目標 良き社会人としての基礎を固めることを目指す。基本的生活習慣・学習習慣の確立を基礎として、 望ましい集団活動を通して、マナー・ルールの大切さを理解・遵守させるとともに、自ら目標を持 って主体的に高校生活を送る意欲や態度を養う。 項目(担当) 重点目標 具体的方策 留意事項 確・確かな学力を ・教職員の授業改 ・「言語活動の充実」や授業アンケートを手立てに、授業改 育成するため、 善に向けての意 善に向けての意識の定着を図る。 授業改善と学習 識の定着。 ・生徒が予習・復習を行って授業に臨む学習態度を確立でき 学習指導 習慣の確立をは ・学年や教科と連 ることをめざす。 (教務部) かる。 携した予習・復 習などの学習習 慣の定着。 ・防災訓練・防災 ・生徒が主体とな ・防災委員会を活性化させ、クラス掲示物の作成等を通して、 教育の充実 り、防災訓練・防 防災意識の高揚を図る。 ・創立40周年事 災教育が行われ ・緊急時に現実的に行動できるよう掲示物等を工夫する。 総務 業に向けての準 る場を増やす。 ・耐震改修工事の進捗状況にあわせ、速やかに避難経路の見 (総務部) 備 ・創立40周年事 直しを行い、生徒に周知する。 業の準備組織を ・創立40周年事業の準備組織を立ち上げ、活動し始める。 設定する。 ・社会性の育成 ・身だしなみ、あ ・身だしなみを整える、あいさつの励行、時間厳守の3点に ・交通安全 いさつ、時間厳 加え、場に応じた立ち居振る舞いができるように指導を行 ・生徒会行事の自 守の徹底 う。 主的企画・運営 ・交通法規の遵守 ・校門であいさつ、交通安全、身だしなみ等の指導を行い、 ・行事のアンケー 8時30分までに校門を通過できるように指導をする。 生徒指導 ト結果の活用と ・遅刻を繰り返す生徒の指導を徹底する。 (生徒指導部) 生徒会執行部の ・いじめや嫌がらせを撲滅し、他を思いやる心を育み、自主 取組状況の把握 的に行動できるようにする。 ・交通安全を呼びかけ、交通法規の説明・掲示を増やす。 ・生徒会の運営を支援し、自主自律した生徒の育成に努める。 ・行事後の教員・生徒へのアンケート結果を活用し、行事の 改善を図る。 ・進路目標の早期 ・進路情報の精選 ・進路情報や提供する資料を精選し、進路目標の早期設定に 育成 と効果的な発信 向けて意識の高揚を図る。特に、学年に応じて効果的な情 ・粘り強く努力さ ・補習、学習会の 報提供ができるように留意する。 せるための環 計画的な実施と ・学年や教科と連携して、補習や学習会の計画的な実施を図 進路指導 境整備 積極的参加に向 り、生徒の主体的な取組を促す。 (進路指導部) ・新課程入試への けた喚起 ・本館耐震改修工事時に、補習等の場所や講義担当者の配置 対応 ・新課程入試の情 などを工夫し、工事の影響を最小限に抑える。 報収集と具体的 ・新教育課程入試への具体的な対応策を検討し、指導環境を な対応策 整備する。 ・傷病発生の防止 ・傷病発生数 ・生徒保健委員会のほけんだより発行や掲示物掲示など活動 と救急処置や救 ・清掃状況と乾式 を指導する。 急体制の充実 トイレの利用状 ・救急処置の機会や災害給付申請の指導時に、けがの原因を ・清掃の徹底及び 況 振り返り、再発防止ができるように指導する。 乾式トイレの利 ・スクールカウン ・乾式トイレの清掃方法の徹底と清掃時間及び各清掃担当の 保健・安全・ 用と清掃の徹底 セラーの利用を 清掃指導の充実を図る。 環境 ・教育相談体制の 含めたすばやい ・スクールカウンセラーを有効に活用する。 (保健部) 確立 教育相談体制の ・スクールカウンセラーのアドバイスについては、個人情報 確立 の管理に留意し、今後の指導に役立てる。 ・各学年に教育相談担当の教員を配置し、相談の窓口とする。 ・「いじめ・不登校対策」を有効に活用する。 情報研修 (情報・研修部) ・図書館の広報活 ・自習室の利用以 ・月毎の貸出し数と来館者数を図書月間貸出票にまとめる。 動の活性化 外で、図書館に ・図書館だよりを増刊し、教室掲示だけでなく内容によって ・本館改修工事に 来る生徒数が増 全員に配布する。 むけて、視聴覚 えているか。 ・視聴覚機器およびビデオの廃棄リストを作成する。 準備室の視聴覚 ・月毎の図書の貸 機器およびビデ 出し数を昨年度 オデータの整理 と比較する。 ・視聴覚準備室に ある視聴覚機器 およびビデオの 保管状況が適切 であるか。 - 1 - 学校関係者評価を実施する 主な評価項目 2 ・学習習慣の確立と授業改善について(学習指導) ・基本的生活習慣の確立と社会性の育成について(生徒指導) ・目標を持って主体的に高校生活を送る意欲・態度の育成について(進路指導) 前年度(平成 27 年度)の学校評価 (1) 自己評価結果等 前年度の 重点目標 良き社会人としての基礎を固めることを目指す。基本的生活習慣・学習習慣の確立を 基礎として、望ましい集団活動を通して、マナー・ルールの大切さを理解・遵守させ るとともに、自ら目標を持って主体的に高校生活を送る意欲や態度を養う 項目(担当) 重点目標 具体的方策 評価結果と課題 ・学習習慣と基礎 ・予習・復習を行 ・「授業の充実」による「確かな学力」の育成をめざし、授 的な学力の定着 う学習習慣の定 業における「言語活動の充実」と、生徒が「授業への集中」 着 することと「予習・復習など学習習慣の定着」することに ・生活・学習実態 取り組んだ。生活学習実態調査でも、生徒の学習時間の増 学習指導 調査等の活用 加など、その成果が出てきている。 (教務部) ・通知表を電子データを印刷する方式に変更し、担任業務の 負担軽減を図った。しかし、欠課時数の誤りや入力のミス がみられた。正確なデータ入力と点検方法を検討していく 必要がある。 ・防災意識の高揚 ・防災訓練の実施 ・前年度よりも防災委員が活発に活動できるよう指導した。 ・防災教育の充実 ・防災委員会を中心にして、さらに生徒が主体となって活動 できるよう、防災教育を実施できるよう継続的に取り組む 防災 必要がある。 (総務部) ・教室以外の施設についても避難経路を明示する必要がある ・緊急時の連絡方法として、SNSを含め、現実的な手段に ついて今後検討する必要がある。 ・社会性の育成 ・身だしなみ、あ ・生徒の良さに救われる部分が大きいのであるが、教員側の ・交通安全 いさつ、時間厳 ゆるみではないかと考えられる部分も見え始めた。これま ・生徒会行事の自 守の徹底 である当たり前の指導項目をもう一度丁寧に見直して、全 主的企画・運営 ・交通法規の遵守 職員に徹底すべきところは徹底していく必要があると感 生徒指導 ・行事のアンケー じた。 (生徒指導部) ト結果の活用と 生徒会執行部の 取組状況の把握 ・進路目標の早期 ・進路情報の精選 ・学習会や補習の参加生徒数やその状況は、前年度と比較す 育成 と効果的な発信 るとやや低調な状況となった。塾に頼る生徒もいるが、部 ・粘り強く努力さ ・補習、学習会の 活動との連携を深めながら低学年からの意識付けを強化 せるための環 計画的な実施と していく必要がある。 進路指導 境整備 積極的参加に向 ・進路指導部としての新課程入試への対応をさらに検討し、 (進路指導部) ・新課程入試への けた喚起 学習会やセンター演習の実施形態、自習室の拡大などの指 対応 ・新課程入試の情 導環境を整備していくことがが課題である。 報収集と具体的 な対応策 ・健康観察の定着 ・健康観察の方法 ・保健室利用が外科で11.4%、内科では26.6%減少 ・乾式トイレの利 の啓蒙と周知徹 した。また、保健室受査も79.0%減少した。 用及び清掃の徹 底 ・昨年度に検討した本校に合った健康観察の方法を検証しつ 底 ・乾式トイレの利 つ、その定着を図ってきたが、さらなる周知徹底が必要で ・教育相談体制の 用状況と清掃状 ある。 保健・安全・ 確立 況 ・昨年度同様、耐震工事に伴い教室棟東側が乾式トイレとな 環境 ・スクールカウン る。その利用の仕方と清掃方法の徹底を図る必要がある。 ( 保健部 ) セラーの利用を ・スクールカウンセラーの来校日を担任を通じて生徒に連絡 含めたすばやい するとともに、保護者に対しても毎回メールで連絡した。 教育相談体制の ・「いじめ・不登校対策委員会」を有効に活用し、スクール 確立 カウンセラーの助言等をいただきながら個々のケースに 対して適切に対応した。 ・情報資産の整理 ・教員用サーバー ・概ね目標を達成することができたが、未だ教員用サーバー とセキュリティ 内のデータの保 内には一部古いデータが残っている。年々増え続けるデー の強化 存状況が適切で タを如何に整理していくかが今後の課題である。 あるか。 情報研修 ・情報の管理状況 (情報・研修部) が適切であるか ・情報機器の管理 状況が適切であ るか。 重点目標について、職員が一丸となって組織的に取り組むとともに、指導に改善 総合評価 を重ねることにより概ね良好な成果を得ている。今後は、成果が「継続的」なも のとなるよう指導上の一層の工夫と改善が求められる。 - 2 - (2) 学校関係者評価結果等 ・授業改善について ・生徒の社会性の育成について ・進路意識の高揚と学習習慣の確立について ・生徒が落ち着いており、熱心に学習・学校行事に取り組んでいる。また、身だしなみ 自己評価結果について 指導等、学校全体で一つになって生徒の指導に当たってきた成果である。 ・本校の重点目標達成に向けた取組が社会性の育成に向けた取組そのものである。 ・進学して社会で何をしたいのかを生徒に考えさせたい。また、基礎学力の養成ととも に、与えられたテーマに基づき、自分でまとめ、実行する力を付けさせたい。 今後の改善方策について ・社会性の育成に向け、ボランティア等に熱心に取り組んでいる人の講話を聞かせるの もよい。 ・学校のホームページをもっと頻繁に更新し、積極的に情報を発信していただきたい。 その他(学校関係者評 ・ネット社会の危険性を学ぶ機会を提供しいただきたい。 価委員から出された主 ・学校行事における熱中症対策を実施していただきたい。 な意見、要望) ・今後もスクールカウンセラーによる教育相談の充実を図っていただきたい。 学校関係者評価を実施 した主な評価項目 学校関係者評価委員会 の構成及び評価時期 ・構成・・・・学校評議員5名(PTA役員を含む) ・評価時期・・・・3月中旬 (3) 経営管理上の問題点等 ア 新教育課程の趣旨に沿った授業の展開・実践について研究を進めるとともに授業改善に努める。 イ 生徒の社会性を高めるための環境整備と具体的な指導内容・方法の検討を重ねる。 ウ 積極的に地域に情報を発信し、地域との連携を深め、地域に信頼され愛される学校にする。 エ 情報の管理・保管・利用について一層の研究を進めるとともに、校務支援システムの活用等を 通して学校経営の効率化に努める。 オ 平成 27 年度の耐震補強・改修工事に向け具体的な準備・対応を進める - 3 -
© Copyright 2024 ExpyDoc