1 2 3 4

物理 A 日程入試問題解説
1
□
【解説】問 1 壁からの垂直抗力 N は糸の張力 T の水平成分と釣り合い、垂直方向では棒に働く重力が A 点で
の摩擦力および糸の張力伸す垂直成分の和と釣り合う。
問 2 点 A の回りでは下向きに棒への重力によるモーメントと点 B での糸の張力の垂直成分による上向きのモー
メントが釣り合う。
問3
問1および 2 で求めた力の釣り合いおよびモーメントの釣り合いの式から N と T が求まる。
問 4 点 A での摩擦力 F は垂直方向の力の釣り合いから F=mg/2 となる。最大静止摩擦力がこの値より大きけ
れば良いので mg/2≦ µ×(mg/2tanθ) からµ≧tanθ
問5 問2で求めたモーメントの釣り合いの式で、下向きのモーメントが棒およびおもりの重力による合計となる
ので、mg・1/2L + Mg・1/3L =T’sinθ・L で表される。これを解くと T’=
の釣り合いは N’= T’cosθなので、N’=
2
□
𝑔
𝑡𝑎𝑛𝜃
𝑚
𝑔
𝑠𝑖𝑛𝜃
𝑀
( 2 + 3 )となる。
𝑚
𝑀
( 2 + 3 ) となる。水平方向の力
(ア)高く(イ)ドップラー効果(ウ)f(エ)v(オ)V-v(カ)f(キ)(V-v)/f(ク)f V/( V-v) (ケ)
vcosθ(コ)f V/(V-vcosθ)
【解説】観測者が静止し、音源が移動しているときのドプラー効果に関する基本的問題である。
3
□
(1)問 1 (a)
問2
(a)
(2)問 1 60Hz
問 2 200V
問3
(c)
問 3 4A
問 4 800W
問 5 8A
【解説】相互誘導を利用して、交流の電圧を上げたり下げたりすることができる。一次コイルと二次コイルの交
流電圧の比は、一次コイルと 2 次コイルの巻数の比に等しい。また、二次コイルに流れる誘導電流の周波
数は、一次コイルに流れた交流の周波数に等しい。
4
□
(1)
(ア)5.0×102
(イ)1.2×10-3 (ウ)4.0×10-2 (エ)2.0×10
(2)
(オ)0
(カ)mgℓ (1-cosθ)
(キ)�2𝑔ℓ (1 − 𝑐𝑜𝑠𝜃)
(ク)1.4
【解説】
(1)気体がピストンを押す力は(1.0×105)×(5.5×10-3)= 5.0×102 N
温度上昇のともない、体積は (1.0×10-3)×(360/300)= 1.2×10-3 m3
(2)糸の張力の方向はおもりの進行方向と直角なので、張力がおもりにする仕事はゼロである。