災の課題は、区民の無関心? 平成 25 年度に実施された防災に関する区民アンケートの調査結果から わかることは、防災活動への参加意向は、「要請があれば参加したい」が、10 歳代 を除き 4 割前後となっており、各年代の2人に1人は参加意向を持ってい る。特に 10 歳代 20・30 歳代は、参加意向率が参加率を上回っており、地域の防 災活動に前向きに取り組みたいとの意識がみられます。 害は、地形や歴史からも、攻め の備えの必要性を裏付けます 東淀川区は、淀川、神崎川、安威川、番田井路と川に囲まれた町です。幼少のころ井高野で実際に何度も経験した床下浸水、聖徳太子も当初は、東淀川区 豊里地域に、四天王寺を作る計画でしたが軟弱地盤などを理由に断念、現 在の天王寺区に建立しました。東日本大震災が発生して今月 11 日に、4 年が経過 しました。明日は我が町ではないかと地域特性からもご心配されている方 がたくさんいることを区民アンケートの調査結果も裏付けています。 加したくなるような仕組み作り が大切です 学校を拠点として地域の高齢者の方や団体・個人ボランティア、そして、地域の官民事業所の方々と、これまでの地域防災リーダー、教員、自治会、PTA、 保護者の方々だけに負担を強いる方法ではなくて、区民が参加したくなる ような手法で政策化します。当然、市・区当局や消防局、教育委員会等も含め、地 域での実現を目指します。 一例、コンテスト形式にして東淀川区内の各町会にて、優秀な成果の町 会には、備蓄倉庫や防災無線の設置、或は、防災政策以外の助成・減免政策を税金 のムダ・ロスの無いように実施します。 えて、 「思いやり」の副産物で、お得です 防災だけに留まらない沢山の成果が望めます。希薄化した地域や家庭が 新たなつながりにより、福祉としてはひとり親世帯の把握や孤独死の根絶、防犯で は、不審者の把握に役立ちます。また、教育でも、学校現場での学級崩壊 やいじめ、不登校、子どもの虐待の早期発見など様々なつながりにより、きめ細か な対策や予防が可能となってきます。更に、区役所・学校・消防・警察・介護・ 医療と、公的な予算事業やサービスも地域のつながりで利便性が進みます。この様 なことから地域の主体性が生まれ、無関心・無責任な状態を変化させ、重 複した無駄な事業が減り充実したものへと着実に変わります。 親から授かった大切な自身の生命や、家 族の生命、そして、他者の 生命も守るという「思いやり」あふれる、災害に強い町を実現します
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