二瀬通信6月号

体力向上を目指して
飯塚市立二瀬中学校
校長 吉田 浩昭
平成28年6月13日
学校開放日 国際交流教育講演会
6月8日(水)に実施しました学校開放日に来校していただきありが
とうございました。当日は、午前中に授業参観、午後からは国際交流教
育講演会を行いました。講演会は国際交流センターよりカンボジア、モ
ンゴル、韓国の方に来ていただき、自国の紹介や楽器演奏をしていただ
きました。特に印象深いのは最後の挨拶で「他の国を知ることで、自分
の国への理解を深めてください。
」と言われたことです。まさしく今回の
国際交流の目的です。ご家庭でも講演の感想をお子さんから聞いていた
だき、外国そして日本の話をしてもらえるとありがたいです。
6月6日(月)に全校一斉に体力テストを実
施しました。どの学年も真剣にテストを行って
いました。本校は各学年4種目以上全国平均を
超えることを目標に取り組んできました。特に
昨年度の課題である握力については、教室に握
力グリップを置き、日々握力アップに取り組ん
できました。その成果がどれくらいでるのか楽
しみです。また、本年度も伊岐須の学び塾の皆
さんにお手伝いいただき、お帰りの際には、生
徒の態度のよさをほめていただきました。あり
がとうございました。結果については後日、保
護者の皆さんにもお知らせします。
二瀬中からの義援金 西原村へ
先月号で熊本地震に対する義援金を飯塚市教委へ届けたことをお
知らせしましたが、6月7日(火)に本市教委片峯教育長が自ら西
原村教育委員会へ届けに行かれました。すると早速、電話で西原村
の教育長から本校へのお礼の言葉をいただきました。次の日には西
原中学校の校長先生からも電話をいただきました。伺うと11日か
ら学校は再開したものの、体育館はまだ避難所となっている等、ま
だまだ復興は遅々として進んでいないようでした。継続的な支援が
必要だと痛感しました。
1年生はミクロネシアについても知る
同じく学校開放日に3校時目に1年生では国際交流センターの米村さ
んを招いて、米村さんが、青年海外協力隊として派遣されたミクロネシア
についてのお話を聞きました。そして、ミクロネシアのことだけではなく、
米村さんが異文化の中で子ども達に算数の力をつけるために
努力されたことも話されました。見知らぬ土地で、言葉が違
っても、自分の力を発揮する素晴らしさを1年生が感じ取っ
てくれていると思います。
サニーベールからやって来る
感謝・感激・感動の体育会
6月17、20,21日にアメリカのサニーベール市の中学生を
受け容れます。有意義な国際交流を行いたいと思います。
一心不乱にがんばりました!
5月22日(日)に体育会が行われました。生徒たちは文字通り「一心不乱」に演技・競技に打ち込
みました。生徒たちには、体育会練習の冒頭に「これが二瀬の体育会だ!」という体育会を創ってほ
しいと伝えましたが、願い通りに統率がとれ、きびきびと行動し、一生懸命に演技・競技をしてくれ
ました。本当に感謝です。そして開会式の際に保護者・地域の皆様に「参観ではなく、見て、応援し
て、一緒に参加してほしい。共に体育会を創っていきましょう。
」とお願いしたところ、生徒、先生、
保護者・地域が一体となり、感激・感動のある体育会を創り上げることができました。ありがとうご
ざいました。
生徒たちは、達成感や成就感を味わうことができたと思います。これらの気持ちを更なる向上心へ
と換え、14日からの期末考査に向かってほしいと願っています。
残念なこと
素晴らしい体育会だったのですが、1つだけ残念なことがありました。ご承知の通り、体育会
前日の場所取りの際、本校生徒が骨折したことです。ここで保護者の皆様にお願いがあります。
「子どものお手本になってもらえませんか。
」ということです。
「家族のために少しでも良い場所
を、日陰の場所を」と、お気持ちはよくわかります。しかし、子どもは見ています。ほんの少し
の「心の余裕、思いやり」
「マナーを守る心」を持って行動していただければ、安全に場所取りが
できますし、子どもはどのような状況でも「思いやり」と「マナー」が大切だと学びます。保護
者の皆様のご理解とご協力をお願いします。