高学年 実践報告

第5学年「直方体や立方体の体積」
【問題】
前時に出た考えの中で、
どのやり方が本時の問題に
一番合っているだろうか?
でこぼこな形の立体の体積を求
めるにはどうすればよいだろうか。
本時の問題
「⑤友達の考えのよさを見付けようとする。
」ための手だて
・それぞれの考えの有用性を考えさせる。
分割すれば、
面が同じ形の直
方体になる。それなら、移動作
戦で求められそうだ!
小さな直方体がくっついてい
る!それなら、分割するキットカ
ット作戦で求められそうだ!
それでは、この(補う)作
戦で求めやすいには、どのよ
うな立体でしょうか?
前時の考え
前時の考え
前時の考え
【○成果▲課題】
○考え方に合った問題を自分で作ることにより、すべての
考えを認めることにつながった。また、一般化から特殊
化する思考力・表現力が付いた。
▲主体的に授業に臨ませるためには、児童に「この問題を
解きたい」と思わせるような手だてを打つ必要がある。
直方体や立方体が
抜けている左のよう
な立体だと、補う(ダ
イエット)作戦がやり
やすそうだ!
本時の考え
第6学年「きまりを見つけて考えよう」
かけられる数とかける数に、それぞれ1を足した九九
【問題】
の積ともとの積との差が9になる
はじめの九九
①
3
× 5
+1
+1
+1
②
4
【めあて】なぜ、このきまりが成立するかを説明せよ!
=15
+1
+1
+1
× 6
③差9
【目指す児童の姿】
もとの積との差が9になる
②既習事項を使って、表現方法を自分で選びながら解決しようとする。
=24
できた九九
面積で表してみたら…
アレイ図で書いてみよう。
【手だて】
・既習内容を用いて解決の見通しをもたせるために、友達と話し合う時間をたくさん設けた。
九九表を使えば分かるかな?
【○成果▲課題】
○教師が意図的に話し合いの時間を設けなくても、子供たちが自ら気付いた事や考えた事を交流していた。
▲個人的な気付きを、全体の学びとして共有できなかった。
▲児童の考えが十分交流できるような時間設定をする必要がある。