ト ピ ッ ク ス Topics 県青協が若手国会議員と意見交換/知事と懇談 群馬県農協青年部協議会(JA群馬青協)は17日、東京都千代田区永田町の衆議院第1議員会 館で県選出若手国会議員と若手の農業者による意見交換会を開きました。 若手同士で意見を交換するとともに、現在の農業の置かれている状況や、地域の実情を伝えるこ とが目的。県選出国会議員である笹川博義衆議院議員、井野俊郎衆議院議員、尾身朝子衆議院議員 ら約30人が出席しました。 JA群馬青協の参加者からは、 「高齢化で農地管理が厳しい場所と、規模拡大に取り組みたいが 農地が不足しているところがある。さらに農地集積に取り組む必要がある」などと現状を話しまし た。また、 「畜産の環太平洋連携協定(TPP)対策において、前向きな対策をしてほしい」 「鳥獣 被害が発生しており、対策に力を入れてほしい」などと要望しました。 出席した議員は「現場の意見を聞き、農家の不安を払拭していきたい」と述べました。 JA群馬青協の水野喜徳委員長は、 「現場の意見を国会議員に届けることができた。県内各地で 様々な課題があるが、その課題を共有でき、よかった」と手ごたえがあった旨を話しました。 写真=JA群馬青協と若手国会議員の意見交換 --------------------------------------------------------------------------------------------------JA群馬青協の水野喜徳委員長ら役員5人が24日、前橋市の県庁で大澤正明知事と懇談。今年 度版のJA青年部の政策方針集「県版ポリシーブック」の概要と重点取り組み事項を説明しました。 大澤知事は「環太平洋連携協定(TPP)やJAの自己改革など、地域農業の課題は多々あるが、 若い力が農業を支える。若い人の意見・提言をいただき、県農業の発展に取り組む」と述べました。 ポリシーブックは営農や地域活動をする上での課題や疑問点をJA青年部員同士で解決策を検 討し、「自分たちの行動目標」 「積み上げによる政策提案」として取り組むことを明記しています。 水野委員長は「昨年10月のTPP大筋合意で、生産現場は混乱し、不安を抱えている。私たち はこれからも現場の声を伝える。県は現場の声をぜひ聞いてほしい」と話しました。 -3-
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