Topics TPPで議員要請 意見表明を行う

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TPPで議員要請
意見表明を行う
JA群馬中央会と群馬県農協農政対策本部は15日、環太平洋連携協定(TPP)大筋合意に伴
う緊急群馬県要請集会を東京・永田町の衆議院議員会館で開きました。県内JA組合長や常勤役員
ら43人が参加しました。合意内容が国会決議に即したものかどうか早急に検証することや、協定
内容の確定、国会審議の過程で十分な情報開示を行うことなどを求めました。
JA群馬中央会・各連合会の大澤憲一会長は「農業分野に非常に厳しい合意内容」と、産地の受
け止めを伝え、自民党県連会長の中曽根弘文参議院議員ら7人の国会議員に要請書を手渡しました。
要請は①大筋合意が国会決議に即したものかどうか早急に検証するとともに、農業者や国民に納
得できる説明を行うこと②今後、協定内容の確定や国会審議の各段階において、十分な情報開示を
行うとともに、農業者や国民から国会決議を順守したと理解される結果となるよう対応すること―
―を求めました。
意見表明では、同中央会の浦部正義副会長が「中山間地で遊休農地が増えている。日本の景観を
保っているのは中山間地の小規模農家だということを心にとめておいてほしい」と、中・長期的な
農業対策の実現を訴えました。JA群馬青協の水野喜徳委員長は「5歳の息子は、大きくなったら
パパとトラクターに乗ってもいいかと言ってくれた。息子に日本の農業を託す大きな使命がある」
と思いを伝え、十分な情報開示を求めました。
国会議員は「国内対策を早急に行うことが大事」「言うべきことはしっかりと言っていきたい」
などと理解を示しました。
写真=中曽根議員へ要請書を手渡す大澤会長㊨
(15日 東京都千代田区で)
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