1ページ - 在日本大韓民国民団宮城県地方本部

民団宮城
第 40-27 号.2015.6 月末
在日本大韓民国民団宮城県地方本部
〒980-0014 仙台市青葉区本町1丁目5番34号(TEL: 263-6961)
電子メール ID [email protected] http://www.mindan-miyagi.org/
発行人
団長
田炳樽
【韓日国交 50 周年記念事業特集①】
6 月 22 日(月)仙台市民会館大ホールにて韓日国交 50 周年記
念公演仙台市民会館大ホールにて韓日国交正常化 50 周年
記念公演ミュージカル「ジュリアおたあ」を開催。梁総領
事、若生宮城県副知事はじめ韓日の多くのご来賓、団員、
関係者、地域住民の皆様 800 名が来場。第 1 部韓日国交 50
周年記念式典、実行委員長挨拶にて田団長は「本記念公演
が韓日の歴史を辿る契機となり、皆様との草の根レベル
で、そして次世代の未来ある子供達のために韓日の相互理
解の更なる契機となりますことを心より願っております」
と述べました。祝辞にて梁総領事は「本日の公演を楽しく
観覧し、韓日両国がともに手をつなぎ“地球村”の平和と
繁栄のためともに努力していく姿を想像してはいかがでし
ょうか」と述べ、若生副知事は「記念行事を日韓交流の新
たなステップとして、今後 50 年、100 年をさらに良いもの
とできるよう、ともに歩んでまいりたいと思います。」と
村井知事祝辞を代読。続く弁論は「第 61 回国際理解・国
際協力のための高校生の主張コンクール日本国際協力連合
協会会長賞」受賞者 吉川さん(団員)が受賞弁論“もし私が
国連事務総長なら、国連で何をすべきか。~歴史を忘れた
民族に未来はないか?~”を披露し会場から惜しみない拍
手が送られました。民団宮城特別プログラム東日本大震災
復興支援・韓日友好団体への感謝状・寄付伝達は 5 団体
【(公財)オイスカ・名取市サッカー協会・仙台市テコンド
ー協会・学校法人朴沢学園・宮城県農業高校】へ田団長よ
り感謝状・寄付を伝達。代表者挨拶にて太田名取市サッカ
ー協会会長は「隣国の大切な友人として、この機会を契機
に日韓友好を更に深まめて参りましょう」と述べました。
式典終了後ミュージカル「ジ
ュリアおたあ」を上演。1592
年、豊臣秀吉による朝鮮出兵
(文禄の役)の際、小西行長に
助けられ日本で養育された朝
鮮の美しい少女「おたあ」。
文禄・慶長の役からはじまる
激動の時代をキリスト教信仰を守り通し、韓日の歴史に翻弄
されながらも真摯に生き抜いた彼女の生涯に多くの来場者が
感動の涙を流しました。終了後、民団宮城主催「韓日国交
50 周年ジュリアおたあ公演記念韓日交流会」には総領事
館、宮城県・仙台市日韓議連議員はじめ多くの来賓と実行委
員・関係者 73 名が参加し懇親を深めました。韓日国交正常
化 50 周年という節目を迎え、両国の歴史を辿ると共にこれ
からの更なる友好への歩みを進めるに相応しい事業となりま
した。最後にご協力・ご賛助下さいました皆様に紙面にて心
より御礼申し上げます。
~来場者アンケートご紹介~
ご来場者の皆様、アンケートへのご協力ありがとうございます
【50 代 女性】
いつもながら、文化芸術に関わる催しを続けていらっしゃる
こと素晴しく思います。今回は吉川優姫さんの弁論といい、ミ
ュージカル「ジュリアおたあ」といい、日韓国交正常化 50 周年に相応
しい充実した内容でした。実行委員の皆様に感謝します。
【60 代 女性】
改めて日韓友好について考えさせられました。となりの国な
のに中々昔の(過去)問題で上手くいってない現実を良い方向に
向かっていけたら良いなと思います。
【40 代 男性】
第 1 部、2 部そしてミュージカルとやはり「人対人」であり、「そ
の人が何をするか」が大切かと思います。