【国語】分析

【国語】分析
○正答率の高い力
A教科の内容
B読み解く力に関する内容
問われている力
問われている力
・必要な情報についてメモをとりながら聞くことができる。
・第4学年までの配当漢字を正しく読むことができる。
・適切な接続語を使うことができる。
・筆者が例として取り上げた事柄を正確に取り出すことができる。
○正答率の低い力 →
各学年の授業改善に生かしたいこと
A教科の内容
問われている力
・指示語が指し示すものを的確
にとらえることができる。
・叙述をもとに、場面の様子を
正確に読み取ることができる。
課題
・指示語は前の文のみでなく、それ
より前の分の内容も指し示すこと
があることを指導する。
・叙述を読み取る指導
改善点(考えられる具体的な学習活動・内容・方法)
・指示語が何を指し示しているのかを授業の中で指導する。
・いろいろな文章にふれさせる。
・物語文では、「いつ・どこで・だれと」といった場面の設定を
おさえる。
B読み解く力に関する内容
問われている力
・二つの資料の内容を、比較・
関連づけて読み取ることが
できる。
課題
・国語の授業展開では、資料や教材
文を比較・関連づけて読み取る
ことはほとんどない。
改善点(考えられる具体的な学習活動・内容・方法)
・段落ごとの文章の要点を読み取る力を育てる。
・情報を取捨選択する力を高めるために、文章の要点を目的に
応じてとらえる指導。
・文章の構成をとらえる力を育てる。
平成25年度 授業改善推進プラン
【国語】
本年度の重点…文図などを用いて、文章の内容を構造的にとらえる力の育成
※文図・・・文章に書かれている内容を図や表にまとめて、理解を容易にさせようとする指導方法
【具体的な実践】
●低学年…時間的順序に従って読むことが多いが、観点を指示した作業用紙を活用して
図表化させ、文章の内容をくわしくとらえる。
●中学年…文章全体をいくつかの段落に分け、それぞれの段落の内容を、文図を使って
とらえる。各段落の関係をとらえながら、文章全体の文図を書き、内容を
理解させる。
●高学年…児童各自の工夫で構造図を書いたり、ある部分だけの構造化したものを与えて
完成させたりする。