センター試験傾向(国語) □平均点の推移 国語 140 120 100 80 60 40 上野 まり子先生 20 0 九州大学卒 小中学全科・ 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 国語 121.64 115.46 107.62 111.29 117.95 98.8 高校(国、数、英、 98.7 小論文)を指導 □問題分析 2013 年 大 問 ① ② 分野 出典 現代文 「鍔」 (評論) 小林秀雄 現代文 「地球儀」 (小説) 牧野信一 古文 ③ (擬古物 語) 「松陰中納言物 語」 2014 年 難易度 E D 分野 現代文 (評論) 近代日本」 (小説) 岡本かの子 (擬古 物語) 昨年の難化から一転の易化。 C 斉藤希史 「快走」 問題の分析・傾向 難易度 「漢文脈と 現代文 古文 D 出典 評論は得点する「テクニック」 を磨くべき B 昨年同様近代作家の文章。問い 自体は易しい。 昨年からさらに難化。古文を得 「源氏物語」 夕霧の巻 E 点源としてしっかりと対策して きた生徒でも苦戦したのではな いか。 予想通り若干の難化。2年連続 ④ 漢文 「張来集」 (随筆) 張来 C 漢文 「陸文定公集」 (随筆) 陸樹声 D の隋筆からの出題。 昨年に続き今年も難化したが、昨年の状態を見てしっかりと対策してきた生徒が多かったのではないだろうか。 問題をみても昨年よりも難化した印象があるが、平均点は上昇した。今年のセンターも、模試で安定して 7 割以上 得点し、軽視していた生徒が失敗し、国語が苦手で対策を怠らなかった生徒が健闘したのではないだろうか。 近年のセンター国語は良問が多い。まず現代文はセンターの形式に慣れる為に過去問の反復、古典はしっかりと 知識を定着させよう。
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