平成27年度　シラバス教科　国語科目　現代文Ｂ授業計画特進コース教科書副教材・参考文献３学年単位数 3 履修区分全員履修期桐原書店『探求現代文Ｂ』浜島書店『常用国語便覧』他高度な文章読解に取り組み、自己のイマジネイティヴな世界を広げるとともに、入試に対応できる総合的な国語能力を高める。科目のねらい前期内容にふくらみを持たせ、生徒の興味・関心を高めつつ、読解を進める。主眼は人間の精神世界、文化全般に好奇心が向くよう努める。授業内容とすすめ方読解に当たっては総合的でバランスの取れた深い教養が必要となるため、「国語」に限定されぬ幅広い真の知識を求める。その大前提となる健全な好奇心の育成に取り組む。学習上の留意点定期試験、課題、授業への取り組みの姿勢等を総合的に判断して評価する。成績評価の方法・基準備　考後期週 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 月 4 単　元内容テスト範囲着　眼　点評論Ⅰ 「オブジェとイマージュ」筆者の主張を的確につかみ、芸術論を理解する。小説Ⅰ 「檸檬」「愛のサーカス」日本近代短編小説の名作と現代小説に触れることで、多様な小説形態や表現技法の巧みさを理解する。 5 （中間試験) 6 評論Ⅱ 「市民社会化する家族」「コペルニクスと神秘思想」私たちの世界を大きく変化させてきた様々な事象や思想を検証する。 7 随想「沙魚」他者と自己の関わりや個々の人々が歩んだ歴史について考察する。 8 評論Ⅲ 「詩人のふるさと」 (期末試験) 9 小説Ⅱ 「詩人の生涯」評論Ⅳ 「ファンタジー・ワールドの誕生」「霧の風景」 10 評論Ⅴ 11 私たちは他者の言葉のなかに生まれてくる。言葉は人間の夢の世界にまで根を下ろしていることを考える。世界は他者に向けられた多様な声からできていることを考え、あわせて筆者が主張する現代社会への鋭い問いかけを読み取る。「支配の役割」「地図の想像力」（中間試験) 入試対策 12 1 2 3 硬質な評論を読むことで読解力を高め、どのような文章でも筆者の主張を的確に読み取る力を養い、高校国語の集大成とする。