生体システム概論

科目名
授業コード
単位数
配当年次
開講期間
曜日 コマ
教室
担当教員氏名
オフィスアワー
生体システム概論 (Introduction to Bio-Related Systems)
2
1-2
後期
火2
B5-1B-39(中百舌鳥キャンパス、OPU)、B115(杉本キャンパス、OCU: 遠隔講義)
河野健司,原田敦史
河野: 月曜日5コマ・5A-09
原田: 金曜日5コマ・5A-02
生体内に存在する高分子や分子集合体は、それら自身が高機能材料として用いられて
いるだけでなく、種々の機能材料の規範となるものである。本特論ではタンパク質、核
授業目
酸、脂質膜などの生体高分子や分子集合体のもつ多様な構造と機能について総括的
標
に説明するとともに、これらの生体高分子の工学的利用や生体機能を有する高分子材
料の分子設計とその生医学分野への応用について講義を行う。
教科書
プリントを配布する。またパワーポイントを用いる。
バイオマテリアル, 中林・石原・岩崎 著, コロナ社
バイオマテリアルの基礎,石原・塙・前田 編, 日本医学館
参考書
医療ナノテクノロジー-最先端医学とナノテクの融合-, 片岡一則、杏林図書
ナノバイオテクノロジー, 丸山厚 監訳, エヌ・ティー・エス
関連科目
分子認識化学特論、高分子合成化学特論
授業時間外の学習(準備学習等について)
本授業は、授業時間だけでは、内容を理解、定着させることはできない。授業後、プリン
トを復習し、また、重要なキーワードや関係する内容について参考図書や専門書、学術
論文を読むことによって理解を深めることが望ましい。授業中説明がわからなかった内
容などについては質問し、その理解に努めること。
授業概要
授業計画 第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
細胞の構造と機能
生体機能をもつ高分子と分子集合体(1)機能性分子集合体
生体機能をもつ高分子と分子集合体(2)刺激応答性高分子と分子集合体
生体機能をもつ高分子と分子集合体(3)機能性ナノ材料
生体機能分子・材料の医療応用(1):ドラッグデリバリー
生体機能分子・材料の医療応用(2):医薬
生体機能分子・材料の医療応用(3):診断
中間試験
バイオマテリアルとは
生体の構成成分とバイオマテリアル
バイオマテリアルへのタンパク質吸着
抗血栓性マテリアルの必要性
医用膜マテリアル
医用ポリマーゲル
医療用ナノ材料
成績評価
中間試験 50%, 定期試験 50%(*)
* 出席率が90%に満たないものは中間試験・定期試験を受けることを認めない場合もあ
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