純粋中にナノオゾンを注入すると表面積増大により 溶存オゾンが増大する

純粋中にナ ノオゾ ン を 注 入する と表面積増 大によ り
溶 存 オ ゾ ン が 増 大 す る 。 溶 存 オ ゾ ン は 速 や か に 分 解 しス ー パ オ キ シド [O * ] を 発 生 す る 。
[O * ] は 水 [H 2 O ] と反 応 し て過 酸 化 水 素 [ H 2 O 2 ] が 合 成 さ れ る 。
しか し こ の よ う に 合 成 さ れ る 過 酸 化 水 素 は 微 量 で は ほ と ん ど が 溶 存 オ ゾ ン も しく は ナ ノ
オ ゾ ン 胞 と して存 在 す る 。 故 に なの オ ゾ ン 生 成 時 は 高 濃 度 が 検 出 さ れ る 。
溶液内に反 応物がほとんど 無い純粋内では 分解のスピ ードは 遅 い。
しか し 、 次 の 反 応 が 起 き オ ゾ ン か ら 酸 素 が 生 じ オ ゾ ン 濃 度 は 除 々 に 分 解 す る 。
2O3
O2
結 局 過 酸 化 水 素 に 蓄 積 さ れ た ス ー パ オ キ ス ド が 長 時 間 保 存 さ れ る こ と に なる 。
結局ナ ノオゾ ンの長時間保持能力は
分 解 速 度 が 遅 くなる 。
過酸化水素が合成される 。
によ る。 しかし、 この状態 での長時間 オゾ ン 保持には 限界がある 。
他 社 ナ ノ オ ゾ ン 水 生 成 方 法 に は 電 解 質 添 加 が 有 効 とさ れ てい る が
これ は 単に別途 (有)ハ ッケン社 宮 坂社長が見 極めた
塩 水 に オ ゾ ン を 注 入 す る と 次 亜 塩 素 酸 ナ トリ ウ ム が 生 成 さ れ る こ と に よ る
効 果 に 過 ぎ ない 。 つ ま り ナ ノ バ ブ ル の 効 果 で ない 。
次 に 、 過 酸 化 水 素 を 純 粋 に 注 入 し た とき 、 オ ゾ ン 注 入 に よ る 変 化 を 実 検 し た 。
その結果
注 入 時 は オ ゾ ン 濃 度 は あ ま り 上 が ら ない 。
しかし、 オゾ ン 濃度は 長時間保 持でき た 。
是によ り次 の考察に至 っ た 。
過酸化水素は 可逆的に次の反応が起き る 。
H2O2
2OH
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*
よ っ て、 オ ゾ ン 注 入 に よ っ て出 来 た 活 性 化 過 酸 化 水 素 [ H 2 O 2 ] が 生 成 さ れ る 。
元 々 溶 解 してい た 過 酸 化 水 素 [ H 2 O 2 ] は 分 解 し
2H 2O2
H 2 O+ O 2
となり 。 つ まり 、 オ ゾ ン 注 入 中 は こ の 反 応 が 連 続 的 に 起 こ り 、 活 性 過 酸 化 水 素 が
ドン ド ン 作 ら れ る 。 そ の 為 、 オ ゾ ン 注 入 時 は オ ゾ ン 濃 度 は そ れ ほ ど 上 が らない が
活性過酸化水素が蓄積される 。
次 に 、 オ ゾ ン 注 入 を 停 止 す る と過 酸 化 水 素 添 加 なし の 時 と 同 様 に 除 々 に 分 解 す る が
H2O2
*
O2+ O*
H 2O+O
*
O3
と反 応 が 起 き オ ゾ ン 濃 度 が 維 持 出 来 る 。
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