平成２７年１０月１日南砺市立城端中学校空は高く澄みわたり、吹く風をすがすがしく感じる季節になりました。１０月には体育の日があり、スポーツに親しむ機会も多いと思います。また、実りの秋といわれるように、おいしい食べ物がたくさん出回ります。秋の味覚を大いに楽しむとともに、健康な体づくりのために、運動やバランスのとれた食事をするように心がけましょう。いろいろなスポーツで力を十分に発揮するためには、毎日の食事が重要です。激しいトレーニングを行っても、きちんとした食事でエネルギーが補給されなければ、トレーニングの効率があがらず、疲労も残ります。次のことを心がけて、スポーツの秋を有意義に過ごしましょう。食事をしっかり食べる三食きちんと食べる不規則な食事やまとめ食いをすると、体に脂肪がつきやすくなったり、体調をくずしたりする原因になります。好き嫌いしないで食べるいろいろな食品をバランスよく摂りましょう。特に、激しい運動で汗をかくと、汗と一緒に鉄分が出ていくので、レバーや豆製品、海藻類、あさり等を食べると鉄分を補えます。強い骨を作る疲労回復に役立つ食事牛乳やヨーグルト、チーズ等の乳製品、骨ごと食べられる小魚等、カルシウムが豊富な食品を食べるように心がけましょう。激しい運動をした後は、炭水化物やビタミンＢ１(豚肉、豆類、ごま、牛乳等)、たんぱく質をしっかり補給できる食事をする必要があります。そして、早めに体を休めることが大切です。豆、乳製品、小魚等食事と運動のバランスを考える食べ過ぎや運動不足によって運動で使われるエネルギーより、食べたエネルギーの方が多くなると、余ったエネルギーは体の中に蓄えられて肥満につながります。無理なダイエットで食事制限するのではなく、必要な栄養をしっかり摂って、体を十分に動かしましょう。各スポーツに適した食事 ① 主食（炭水化物）を必要とするスポーツ ② 主菜（たんぱく質）を必要とするスポーツ [持久系] 陸上競技や水泳の長距離 [瞬発系] 陸上競技や水泳の短距離 *エネルギー源となる主食をしっかり食べる。 [球技系] 野球やサッカー等 *筋肉を強化するためにたんぱく質を食べる。普段から健康に気を配っていても、忘れられがちなのが目に見えない骨です。骨は、身体を支え、内臓を守り、カルシウムを貯めておくなど、貴重な働きをしています。背が伸びることにも骨は深く関係しています。丈夫な骨づくりは、健康な生活の基本です。今日から骨太生活を始めてみてはいかがですか。ビタミンＤもしっかり摂ろうカルシウムをたっぷり摂ろうカルシウムの吸収をよくします。魚介類、干し椎茸に多く含まれています。カルシウムは、骨の材料になります。マグネシウム・ビタミンＫも忘れずに加工食品の取り過ぎに注意しよう骨づくりを活発にします。色の濃い野菜や納豆等の大豆製品、海藻、ごま等に多く含まれています。インスタント食品等の加工食品には、カルシウムの吸収を悪くするリンが多く含まれています。適度に運動しよう塩分はひかえめに塩分を取り過ぎると、カルシウムが体外に排出され、カルシウム不足になります。体を動かし、骨を刺激することで骨は太く、丈夫になります。太陽の光を浴びよう木もれ日程度で大丈夫です。太陽の光が当たると、ビタミンＤが活性化します。給食の献立紹介ごまトースト《材料》（１人分）・食パン･･･１枚・砂糖･･･大さじ 1/2 ・すりごま･･･大さじ１・バター･･･大さじ 1/2 《作り方》 ① バター､砂糖、すりごまをよく混ぜる。 ② 食パンに ①をぬる。 ③ オープントースターで焼く。ハロウィンとかぼちゃ１０月３１日はハロウィンです。ハロウィンは、キリスト教の万零節（諸聖人の祝日‘ ‘All Hallows‘’ともよばれる）の前夜に行われる行事ですが、ヨーロッパからアメリカに伝わり、仮装を楽しんだり子供がお菓子をもらえたりする盛大なお祭りになりました。かぼちゃをくりぬいてつくった有名な顔は、「ジャック・オ・ランタン」といいます。現在では、日本でもカボチャを使った料理（パンプキンパイ等）がこの時期よく出回るようになりました。カボチャは夏に採れますが、保存がきくため、冬までおいしくいただける野菜です。カロテンたっぷりで風邪の予防にもなりますよ。