南北問題 - 新潟国際情報大学

科目コード
350011
ナンバリング
XZY3350011
授業科目
担当教員
単位数
2
南北問題
高橋
正樹
学期
授業区分
後期
国際学部国際文化学科
国際学部国際文化学科英語集中コース
情報文化学部情報文化学科
情報文化学部情報システム学科経営コース(26 年度以降)
情報文化学部情報システム学科情報コース(26 年度以降)
情報文化学部情報システム学科経営コース(25 年度)
情報文化学部情報システム学科情報コース(25 年度)
情報文化学部情報システム学科(24 年度以前)
科目区分
専門
専門
専門
×
×
×
×
×
履修区分
選択
選択
選択
×
×
×
×
×
学年
1年
1年
3年
×
×
×
×
×
授業目的
世界を「不平等」という観点から考察することが、この授業の目的です。日本に住むわたし達は世界では特権的な位置にあります。
(とりあえず
は)食糧の不足におびえる心配もせず、身の回りはモノで溢れかえっています。他方で日々の食べ物にも事欠く人々がたくさん世界にはいます。
また、大学までの教育を受けることができる人は、世界の同世代の中では全体の1%に過ぎません。文字通り、わたし達は特権階級です。それは
わたし達が世界の仕組みの中ではかなり有利な位置にある日本社会の一員だからです。
他方で 90 年代以降、経済的グローバリゼーションの結果、途上国は益々貧富の格差が広がり、日本を含む先進国でも貧富の格差が拡大していま
す。日本でも日々の生活に苦労する人々の数が確実に増えています。授業の前半は南北問題に、後半はグローバリゼーションに焦点を合わせて、
世界規模での不平等問題に触れていきます。
各回毎の授業内容
第1回
第9回
【授】不平等をどう考えるか
【前・後】予習
【授】グローバリゼーションによる現代の世界の不平等構造
【前・後】予習・復習
第2回
第10回
【授】植民地主義の構造
【前・後】予習・復習
【授】グローバリゼーションによる現代の世界の不平等構造
【前・後】予習・復習
第3回
第11回
【授】第 2 次世界大戦後の南北問題をめぐる新たな展開
【前・後】予習・復習
【授】グローバリゼーションによる現代の世界の不平等構造
【前・後】予習・復習
第4回
第12回
【授】第 2 次世界大戦後の南北問題をめぐる新たな展開
【前・後】予習・復習
【授】グローバリゼーションによる現代の世界の不平等構造
【前・後】予習・復習
第5回
第13回
【授】第 2 次世界大戦後の南北問題をめぐる新たな展開
【前・後】予習・復習
【授】グローバリゼーションによる現代の世界の不平等構造
【前・後】予習・復習
第6回
第14回
【授】南北問題をめぐる諸理論
【前・後】予習・復習
【授】南北問題解決への糸口
【前・後】予習・復習
第7回
第15回
【授】南北問題をめぐる諸理論
【前・後】予習・復習
【授】南北問題解決への糸口
【前・後】復習
第8回
第16回
【授】南北問題をめぐる諸理論
【前・後】予習・復習
【授】試験
成績評価方法
知識・理解
定期試験
小テスト・授業内レポート
宿題・授業外レポート
授業態度・授業への参加
成果発表(口頭・実技)
演習
その他
思考・判断
関心・意欲
強調・指導力
発表・表現
その他
評価割合(%)
80
20
原則として、全出席が最低条件になります。さらに、中間テスト・学期末テストによって評価します。
教科書参考書
教科書はありませんが、毎回授業内容をレジュメにまとめて配布します。
受講に当たっての留意事項
南の貧困を単なる同情の対象としてではなく、わたし達の社会との関係で考えていきたいと思います。一緒に考える授業にしたいと思いますので
積極的な授業参加を期待します。
学習到達目標
上記授業目的の達成
JABEE
【授】:授業内容【前・後】:事前・事後学習