資料5 平成 24 年度以降の運営体制等について(提案) 1 趣旨 障害者自立支援法等の一部改正に伴い、自立支援協議会が法定化されることとなるが、 以下の理由から、本市では、引き続き要綱設置により運営することとなる。 自立支援協議会の法定化は、形骸化・未設置である市町村への喚起がその趣旨であ り、本市では、平成 22 年度の見直しにより、すでに活性化している。 附属機関化した場合の長短比較、他政令市等の状況、地域部会及び運営事務局会議 委員の意見を踏まえると、附属機関とするべきではない。 (第 7 回全体会資料3より) そこで、平成 24 年度以降の千葉市地域自立支援協議会の運営体制について、あらかじめ 協議することとしたい。 2 運営体制 (1)委員構成について ① 中央・美浜部会 ○山下委員(障害福祉サービス事業者) 事業所が美浜区から稲毛区に移転したことに伴い、中央・美浜区を所管する障害福祉サ ービス事業者より、委員を選定する必要がある。 → 現行の委員が、 「千葉市障害福祉サービス事業者連絡協議会」の幹事会から選出され ていることを踏まえ、同幹事会で協議してはどうか。なお、山下氏に対しては、新委員 選定までの間は引き続き委員としての活動を依頼し、これまでの活動実績を踏まえ、新 委員選定後についても、オブザーバー等の立場での参加を提案してはどうか。 ○江國委員(美浜区民生委員) 平成 23 年 11 月末の民生委員の解嘱に伴い、美浜区民生委員より、委員を選定する必要 がある。 → 現在、社会福祉協議会美浜区事務所に対して、新委員選定に係る事務手順を確認中で ある。なお、江國氏に対しては、これまでの活動実績を踏まえ、新委員選定後について も、オブザーバー等の立場での参加を提案してはどうか。 ② その他委員について 地域部会においては、自立支援協議会委員以外の関係者の協力を得ながら、新たなネッ トワークの構築が促進されるとともに、個別支援会議等の議論がされているところである。 これら現状の運営体制を踏まえ、平成 24 年度以降、新たに委員として加えるべき関係者等 について検討してはどうか。 【想定される関係者】 市内障害福祉サービス事業者関係、千葉県条例相談員関係、 行政関係(区健康課、社会援護課等) ほか (2)運営体制について 現行の地域生活支援事業実施要綱においては、自立支援協議会は、相談支援事業の業務 の一環として位置付けられているところである。 (平成 24 年度以降は不明確) これを踏まえ、平成 24 年度に向けて、各部会の運営方法について、あらかじめ検討して はどうか。 ① 全体会 【現行】[中野学園]に委託し、障害者自立支援課と協働して運営 【平成 24 年度以降】 ② 地域部会 【現行】中央・美浜部会は[まるめろ]、花見川・稲毛部会は[ふらる]、若葉・緑部会は[中野 学園]に委託し、他の相談支援事業者と協力して運営 【平成 24 年度以降】 ③ 運営事務局会議 【現行】障害者自立支援課による直営 【平成 24 年度以降】 ④ 意見交換会 【現行】障害者自立支援課による直営 【平成 24 年度以降】 3 ○ 法改正に伴う自立支援協議会のあり方 障害者自立支援法の一部改正に伴い、計画相談支援が導入されることとなり、相談支 援専門員の実働数が飛躍的に増加することが予想される。 ○ 自立支援協議会は、相談支援事業者を中心とした関係機関のネットワークの構築を図 るための定期的な協議の場であるため、新たな相談支援専門員とのネットワークを図る 観点も必要ではないか。 ○ 本市の地域における障害福祉を推進し、障害のある方の地域生活を豊かなものにする ためには、自立支援協議会の継続的な活性化は不可欠なものであることから、前述のよ うな法改正に伴うサービス体系の再編も踏まえつつ、継続的・中長期的に自立支援協議 会のあり方を検討する必要があると考えられる。
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