深沢国際講座

主な講演後の感想
○講演者について
講演者のデータに基づいた流ちょうな話し方や、会場からの質問に間髪を入れずに
答えるところに感心した。
○平林さんが医者から UNICEF の活動に入るきっかけとなった、「生と死」について
手の施しようのない状態であったとしても、家族から労わられて死を迎えることと、
他人から無関心の中で死ぬこととの差異を説明しておられたが、マザーテレサの活動
に似ていると思った。
○女子教育のあり方について
いわゆるキャリアをめざす教育なのか、よき母親としての教育をするのかという、二者
択一ではない。また、男女関係なく子育ての責任はある。
○自分の将来について
・平林さんが、自分の弱みではなく、強みを伸ばすとよいと言っておられたので、自分
も強みを生かして社会に貢献する人間になりたい。
・自分の父親もサービス業ではあるが、外国のブランドと取引もあるようだ。グローバル
な視野を持って生きていきたい。
・とりあえずよく勉強して大学へ進学する。
○日本の学校教育について
インターネットで個人が主体となる時代に、「無関心、無責任、無行動でない生徒を育
成するために学校教育でできることは何か」という問いに、平林さんから「グループ学習
による学び合いや討論会・プロジェクト学習が大切」「教師が MBA の授業のように、より
現実的な質のよいケースを提示できるかが鍵」と言われ、示唆を得た。
○全体を通した感想
・久しぶりに世界情勢に関する講演を聞いて視野が広くなった。
・今年度の新渡戸塾の塾生の挨拶があったが、皆賢そうな人たちであった。
・中国やインドなどの力が強くなると聞いて日本はどうなるのか少し不安を感じた。
・このような講演をもっと大勢の人に聞いてほしい。無料で聞けてよかった。