中国大会、全国大会を目指して 本年度の農業クラブ全国大会は大阪府

校長だより第 31 号 平成 28 年 7 月 12 日
中国大会、全国大会を目指して
本年度の農業クラブ全国大会は大阪府大阪市、堺市、吹田市、池田市で行われます。その全国大会
へ出場する選手を決めるための県予選、校内予選が今行われています。先週は意見発表県大会が邑南
町矢上で行われました。15 日(金)にはプロジェクト発表県大会が益田市のグラントワで行われま
すし、22 日(金)には平板測量競技県大会が出雲農林高校、農業鑑定競技県大会が 26 日(火)に本
校で行われます。農業を学ぶ各校の生徒が全国大会、中国大会への出場を目指して日頃の学習の成果
を競います。
今日は生物生産科で校内農業鑑定競技会が行われました。この競技は、それぞれの学科に関連した
学習や農業クラブ活動で得た農業に関する知識・技術の成果を、鑑定・判定・診断・診査技術にわた
りその実力を競い合い、職業的な能力を高めることを目的としています。生徒は事前に展示品を見て、
自発的に勉強します。1 年生にとっては、農業の専門用語も分からないままだと思いますが、授業で
説明を受けた後、とにかく自分で勉強していきます。農業鑑定の基準書といって出題範囲が示された
ものがあります。その基準書にあるものを徹底的に覚えていきます。
例えば、1 年生が栽培したトウモロコシ関連ですと、その特徴、種子の構造、発芽の仕方、発芽の
最適温度、病害虫の防除方法、開花・結実・収穫などトウモロコシに関する全てのことを理解してお
くことが必要です。
このうち、無胚乳種子はど
問題の例としては、
“このうち無胚乳種子はどれですか”という問いに、
れですか。
3 つの種子が展示されています。そして、答えはダイズですので、解答用
A トウモロコシ
紙に“C”と記入します。解答の時間は 20 秒しかありませんから、勉強
B イネ
してきたことを瞬間的に発揮しなければなりません。
C ダイズ
生物生産科は農業分野と園芸分野の 2 分野で行い、明日は環境土木科
で校内大会が計画されていますが、ここは農業土木分野と造園分野の 2 分野を行います。
総合学科食品科学系列でも本日食品分野で同様に実施しました。
放課後、環境土木科の農業鑑定展示教室で自主的に勉強をしている生徒の姿がありました。この競
技で全国大会での入賞を果たそうと思えば、並大抵の努力ではできないものです。計画的にコツコツ
と地道で継続的な努力が必要です。
生物生産科 校内農業鑑定競技会より
環境土木科 農業鑑定競技への取組より
今日、華道部が部活動で生けた花を校長室に持ってきてくれました。